目次
- 1 7月26日 9.0~9.6等級
- 2 7月24日
- 3 紫金山・アトラス彗星、「崩壊中」⇒ 仮に生き残ったとしても 最大5等級どまり
- 4 最新の予想光度での 10月8日~11日 SOHO画面通過
- 5 5月以降、増光が停滞 10~11等級のまま
- 6 当初の予想光度での 10月8日~11日 SOHO画面通過
- 7 6月12日 11等級と思われます
- 8 増光が鈍るどころか減光してきました
- 9 6月3日
- 10 5月9日
- 11 5月3日 彗星らしい姿になってきました
- 12 近日点追加後 西空
- 13 近日点通過前後 東空低空
- 14 4月26日
- 15 4月19日
- 16 3月20日 11等級
- 17 1月8日 14等級
- 18 2024年最接近の年 公転周期26,000年、大きな核を持つ非周期彗星
- 19 2023年8月22日 予想光度が上方修正されました
- 20 2023年8月6日 尾が出始めた
- 21 かなり明るくなる(-4等級) 可能性あり ➡これは 一生ものの大彗星かも!!
- 22 2024年9月27日 近日点通過 夜明け前
- 23 2024年10月 夕暮れ後
7月26日 9.0~9.6等級
7月24日
紫金山・アトラス彗星、「崩壊中」⇒ 仮に生き残ったとしても 最大5等級どまり
今年3月21日~4月15日にかけ、急激に増光しているが、これは彗星の本体「核」が激しく分裂したためとみられています。
それ以降も部分的な分裂が起きているもようで、分裂が進んで噴き出す塵(ちり)が既に少なくなり、軌道が変化しています。「太陽に最接近する前に崩壊する」と予想されています。
最新の予想光度での 10月8日~11日 SOHO画面通過
5月以降、増光が停滞 10~11等級のまま
このままの状態が続くと、コホーテク彗星・オースチン彗星 以来の、光度について"大外れ"の彗星になりそうです。
当初の予想光度での 10月8日~11日 SOHO画面通過
6月12日 11等級と思われます
1ケ月前より、尾は長くなりましたが、コマは小さく暗くなったように見えます。地球との距離が遠くなったためか??
増光が鈍るどころか減光してきました
6月3日
紫金山・ATLAS彗星の画像から分析されたコマの形状は、尾の方向に長く伸びています。このような形状は通常の彗星ではみられないものです。彗星核の分裂に伴い、表面積が増大し昇華する揮発成分が一時的に増したため、この形状になっていると思われます。
5月9日
5月3日 彗星らしい姿になってきました
近日点追加後 西空
近日点通過前後 東空低空
4月26日
4月19日
3月20日 11等級
1月8日 14等級
2024年最接近の年 公転周期26,000年、大きな核を持つ非周期彗星
2023年8月22日 予想光度が上方修正されました
近日点通過時 2024/9/27 -0.8等級
地球最接近時 2024/10/12 -1.7等級 ~ -5.4等級 ⇒ C/2023 A3がこれほど明るくなる理由は、地球との相対的配置!! 彗星のコマ(頭部)と尾の中のちりと氷結晶が、太陽光を地球方向に前方散乱させることで、明るく見える。
2023年8月6日 尾が出始めた
かなり明るくなる(-4等級) 可能性あり ➡これは 一生ものの大彗星かも!!
核が大きく近日点(2024年9月28日)距離が0.4AU弱であることから、崩壊しなければかなり明るくなると考えられます。地球との最接近頃(0.48 天文単位)、太陽と地球の間を彗星が北上するように通るため、太陽との見かけ上の離角は少ないままですが、太陽と地球の間を通過するとき前方散乱によって予報光度を上回る-4等になる可能性があると言われています。
2024年9月27日 近日点通過 夜明け前
南半球から見える光景
C/2023 A3は太陽の熱を耐え抜けば、最大でマイナス5等級という、金星の最大光度に近い明るさに達する可能性があるようです。このシミュレーションより、もっと凄い光景かもしれません。
北半球から見える光景
彗星は、超低空ですが、近日点通過時の姿は、どんな光景でしょうか。
2024年10月 夕暮れ後
南半球から見える光景 10月14日
地球最接近は10月12日ですが、南半球での見頃は17日の満月の後の月明かりが無くなってからとなります。かなり見事な姿が見られそうです。