スマホのカメラでできないことを補う 高機能カメラ
カメラ1台でほぼこと足りる、ネオ一眼がお薦めです。ネオ一眼の一覧
高倍率ズームと握りやすい大型グリップを搭載した「ネオ一眼」。コンデジのなかでもズーム倍率がとくに高く、一眼以上の超望遠撮影ができて便利です。ネオ一眼はニコン・キヤノン・ソニーなどから発売されており、製品によって画質・性能・ズーム倍率など特徴が異なるためどれを選ぶべきか迷います。
最重要ポイント オートフォーカスの優秀さ
写真はまず、ピントがピッタリ合わないと話になりません。撮りたいと思って構えた際に、すぐ確実にピントが合うことが必要です。しかし、完璧なカメラは無く、この点の優劣でカメラの値段が変わってきます。
コントラストAF
コントラストAFとは、撮像素子に映った映像をもとに、ピントレンズを動かしながら明暗差(コントラスト)が大きなところを探してピントを合わせる方式です。撮像素子とAF用センサーを兼用できるのでカメラ本体の小型化が可能となるため、コンパクトデジカメで広く使われる方式です。近年では検出アルゴリズムの進化や撮像素子画素数の増大、加えて顔検出機能の普及もあり、高速化も図られていますが、レンズを動かしてAFエリアの輝度を把握しないといけないので、次の位相差AF方式に比べて、どうしてもピント検出に時間がかかってしまいます。
位相差AF
位相差AFとはレンズから入った光を2つに分けて専用のセンサーへ導き、結像した2つの画像の間隔からピントの方向と量を判断する方式です。コントラストAFに比べると、レンズを動かしながらピントを探る必要がないので高速にピント合わせを行うことができますが、専用センサーとレンズから入った光を撮像素子と専用センサーへ分岐させる仕組みが必要となるためにカメラ本体の小型化が難しくなり、これまでは一眼レフカメラでの採用がほとんどでしたが、ネオ一眼にも採用されるものがでてきました。