目次
- 1 9月10日 月没前に少し見えるか?
- 2 6月14日 14時前後
- 3 4月16日 15時頃
- 4 2024年3月17日24時25分 前後30分 ⇒ 曇天 ☁
- 5 好条件の「月面X」は2024年1月18日19時20分 前後30分
- 6 2023年に起こる月面Xはすべて日中の時間帯
- 7 2月28日 0時15分頃 2023年唯一の「夜間の月面X」
- 8 次回の好条件の「月面X」は2024年1月18日19時20分前後
- 9 2022年の「月面X」 12月30日 20時30分 前後1時間 観測条件 最高でした !(^^)!
- 10 18時よりライブ中継
- 11 16時40分の衛星画像 好天期待
- 12 来年2023年は 日本からは唯一 2月27日の深夜に月面Xが見られます
- 13 11月1日 月面X
- 14 9/3 月面X
- 15 8/4 ヨーロッパ方面で見られた 月面X
- 16 7/6 天気状況
- 17 5/8 月面X 東北地方で撮影されたもの
- 18 「月面X」の観察できる日時
9月10日 月没前に少し見えるか?
6月14日 14時前後
4月16日 15時頃
2024年3月17日24時25分 前後30分 ⇒ 曇天 ☁
好条件の「月面X」は2024年1月18日19時20分 前後30分
20時5分 薄雲を通してXを確認
2024年の月面X Xが見え始める時刻
条件 | 日付 | 見え始める時刻 | 消え始める時刻 | 日没時刻 | 備考 |
〇 | 2024/01/18 | 18:50 | 19:50 | 16:49 | 最高の条件 |
X | 2024/02/17 | 09:33 | 10:33 | - | 全く見えず |
△ | 2024/03/17 | 23:55 | 24:55 | 17:51 | 月没 24:46 |
△ | 2024/04/16 | 13:25 | 14:25 | - | 月出 10:56 |
X | 2024/05/16 | 01:59 | 02:59 | 月没後、全く見えず | |
△ | 2024/06/14 | 13:37 | 14:37 | 月出 11:30 | |
X | 2024/07/14 | 00:37 | 01:37 | 月没 23:18、全く見えず | |
X | 2024/08/12 | 11:22 | 12:22 | 月出 11:57 | |
X | 2024/09/10 | 22:20 | 23:20 | 月没 21:25 | |
X | 2024/10/10 | 09:58 | 10:58 | 全く見えず | |
X | 2024/11/08 | 22:36 | 23:36 | 月没 22:03 | |
X | 2024/12/08 | 12:21 | 13:31 | 月出 11:49 |
2025年の月面X Xが見え始める時刻
条件 | 日付 | 見え始める時刻 | 消え始める時刻 | 日没時刻 | 備考 |
X | 2025/01/07 | 02:59 | 03:59 | ||
〇 | 2025/02/05 | 17:57 | 18:57 | 17:13 | |
X | 2025/03/07 | 08:39 | 09:39 | ||
〇 | 2025/04/05 | 22:32 | 23:32 | ||
X | 2025/05/05 | 11:22 | 12:22 | ||
X | 2025/06/03 | 23:07 | 24:07 | ||
X | 2025/07/03 | 10:04 | 11:04 | ||
△ | 2025/08/01 | 20:37 | 21:37 | 18:46 | |
X | 2025/08/31 | 07:17 | 08:17 | ||
〇 | 2025/09/29 | 18:35 | 19:35 | 17:29 | |
X | 2025/10/29 | 06:56 | 07:56 | ||
△ | 2025/11/27 | 20:31 | 21:31 | 16:29 | |
X | 2025/12/27 | 11:07 | 12:07 |
2023年に起こる月面Xはすべて日中の時間帯
Xは欠け際に位置しているので、青空の中ではかなり見ずらいです。
11月20日(月) 18時過ぎ
数時間前に、Xが見えたことがわかります。
9月22日(金) 13時ごろ
悪天、雨模様。
9月22日(金) アメリカ西海岸で撮影された 月面X
8月24日 20時20分頃
イギリスで撮影された 月面X
8月23日 20時20分頃
今回、月面Xが見られるのは、ヨーロッパ方面。
7月25日(火) 15時ごろ 高度36度
今回の15時ごろの予報は的中したようです。
20時20分(火) "X"の片鱗確認!
"X" のピークを過ぎて、片鱗がみえています。"X" の上に"〇"が乗っかったような姿になっています。
6月26日(月)
20時38分
26日の月では、月面Xの周りまで太陽光が射しています。
6月25日(日) 予報時刻ハズレた!
ドイツで撮影された 月面X ドイツ時間 23:04
22時14分
まだ、X は見えません。Xが見え始めるには、あと4時間以上は必要ですが月没後なので、ここまでとします。
20時14分
まだ、X は見えません。
16時14分 高度57度
予報時刻が外れたようです。Xの近くのクレーターがまだ見えていません。Xが見えるのは、ヨーロッパ方面
北日本と関東甲信地方は、観測🔭チャンスがありそうです!
5月27日(土) 16時ごろ 高度58度 SONY RX10Ⅳ 600mmで撮影
ちょうど撮影の頃に、薄雲が消えて、バッチリ晴れました。
3月29日 (水) 14時半ごろ 高度47度
当日は、午前中晴れていましたが、午後から曇って夕方には雷雨 ⚡
2月28日 0時15分頃 2023年唯一の「夜間の月面X」
27日23時57分
"X" が見えています。
22時05分 まだXは見えません
次回の好条件の「月面X」は2024年1月18日19時20分前後
2022年の「月面X」 12月30日 20時30分 前後1時間 観測条件 最高でした !(^^)!
200mmカセグレン反射 2400mm 直焦点 カメラ OM-SYSTEM OM-1 シーイングの落ち着いたタイミングで撮影
18時よりライブ中継
16時40分の衛星画像 好天期待
来年2023年は 日本からは唯一 2月27日の深夜に月面Xが見られます
2022年 | 12月30日 | 20時30分 前後1時間 | 16時37分 | 好条件 20時30分の高度40度 |
12月30日 20時30分
月面Xが観測できる日時(日本時間)
年 | 日 | 時間 | 日没時刻 | 好条件地域 |
---|---|---|---|---|
2023年 | 2月28日 | 0時半ごろ 地平線付近 | 17:34 | 中東地域 |
3月29日 | 14時半ごろ 高度47度 | 17:59 | ハワイ~アメリカ西部 | |
5月27日 | 16時ごろ 高度58度 | 18:48 | 太平洋上~ハワイ | |
6月25日 | 16時ごろ 高度53度 | 19:01 | 太平洋上 | |
7月25日 | 15時ごろ 高度14度 | 18:51 | アメリカ中部 | |
9月22日 | 13時ごろ 地平線付近 | 17:39 | アメリカ中部~東部 | |
11月20日 | 14時ごろ 高度15度 | 16:31 | 太平洋上~ハワイ | |
2024年 | 1月18日 | 19時半ごろ 高度60度 | 16:53 | 日本 |
3月18日 | 0時10分ごろ 高度10度 | 17:51 | 中東~インド |
月面Xが観測できる 予報の手法
太陽直下の地点から90.71° 離れたところ、言い換えると、明暗境界線から0.71°離れたところに月面X地点があると、月面Xとして見える。月面Xの基準点経緯度は、「0.80°E 25.14°S」。
天文年鑑に載っている太陽の月面余経度(Y)と月面緯度(b)から月面Xの予報時刻を出すことが出来ます。
(1) 9時の太陽の月面余経度Y が、351°~355°の範囲にある日を選ぶ。
※351°以下だと月面Xになる前に月没の可能性があり、355°以上だと白昼の可能性があります。
(2) その日の太陽の月面緯度b として、
λ=0.80°+arccos( 0.4693×tan b-0.01369÷cos b)
を求める。
※Excel計算時は、0.8+degrees(acos(0.4693*tan(radians(b))-0.01369/cos(radians(b))))
のように入力する。
(3) 9時に、(450-λ-Y)×2 [時間] を加える。(λ・Y の単位は、[°])
これで、月面Xの時刻が計算できます。
この式の0.80° は、月面Xの東経です。
0.4693は、tan(25.14°) です。25.14° は、月面Xの南緯です。
0.01369は、sin(0.71°)÷cos(25.14°) で、0.71°は離角90.71°から90°を引いたものです。
11月1日 月面X
名寄で見えた 月面X
全国的に天気が良くないですね。見えるのは九州北部のみか。
9/3 月面X
18時36分
18時11分
17時36分 Xがはっきり見えています SONY RX10mⅣ で撮影
17時15分 Xが見えてきました
16時22分 SONY RX10mⅣ で撮影
日没は18:06なので、空が少し暗くなる18:45頃が見頃です。天気も台風が近づいている地域以外は、チャンスがありそうです。
8/4 ヨーロッパ方面で見られた 月面X
7/6 天気状況
雲間からなんとか撮影できました
ただ、一番美しいXが見られる 18:40から2時間ほど過ぎていましたので、ギリギリ Xが残っていた感じです。
全国的に天気が不安定ですが、見られる地域はありそうです。
5/8 月面X 東北地方で撮影されたもの
15:30時点 雲が所々にあります
関東の南方に気圧の谷が残りました
「月面X」の観察できる日時
NO | 見られる日 | 見られる時間帯 | 日没時刻 | 状況 |
1 | 3月10日 | 16時45分 前後1時間 | 17時44分 | 条件悪 木曜日 空が明るい間にXが見ずらくなる |
2 | 5月8日 | 19時10分 前後1時間 | 18時33分 | 好条件 日曜日 日没1時間後の高度60度 |
3 | 7月6日 | 18時40分 前後1時間 | 19時01分 | まあまあの条件 水曜日 19時40分の高度40度 |
4 | 9月3日 | 17時15分 前後1時間 | 18時06分 | 良い条件 土曜日 空が明るい間にXが見ずらくなる 18時15分の高度30度 |
5 | 11月1日 | 17時20分 前後1時間 | 16時46分 | まあまあの条件 火曜日 17時45分の高度30度 |
6 | 12月30日 | 20時30分 前後1時間 | 16時37分 | 好条件 年末休み 20時30分の高度40度 |
※来年(2023年)は夜に「月面X」の観察できる好条件はありません