目次
- 1 成虫で冬を越えられるコクワガタ・ヒラタクワガタ・オオクワガタなどの成虫の管理
- 2 2024年シーズン🐞
- 3 2023年シーズン
- 4 2023年3月1日 コクワガタ死亡
- 5 2022年8月に捕獲した コクワガタ越冬中
- 6 カブトムシが捕れる時期は、6月中旬から8月下旬 (オスは先に寿命を終えるので、8月はメスしかいない)
- 7 8月20日,21日 今夏最終調査
- 8 8月13日 カブトムシ♀の死骸 確認 カブトムシ♀と思ったら・・・
- 9 皇居並みの昆虫の豊富さ 8月7日の樹液
- 10 葛西臨海公園 鳥類園 の採集標本
- 11 2022年7月23日,24日 樹液大量流出 日中に コクワガタ♂♀
- 12 2021/7/24 日の出直後の調査で、立派な角のオス確認 (^o^)
- 13 2021/7/22 日の出直後の調査で、今季初のカブトムシ確認 ついに『カブトムシ』確認 (^O^)/
- 14 葛西臨海公園内の街路灯の多くがLEDに変更 ⇒ 虫が光に寄って来なくなりました
- 15 2021/7/18 日の出直後の調査
- 16 森に入ったら、まず深呼吸・・・甘酸っぱい匂いがしたら、樹液が出ている証拠。竈門炭治郎のように、鼻を利かせます。
- 17 2021年も葛西臨海公園のカブトムシ生息調査 計画中
- 18 カブトムシが大好き!?シマトネリコという木!
- 19 2020/8/9~8/10のトラップ調査結果
- 20 2020/8/8~8/9のトラップ調査結果
- 21 東京都23区内のカブトムシ
- 22 トラップ調査 実施中
- 23 昼間のカブトムシ
- 24 2015年7月20日
成虫で冬を越えられるコクワガタ・ヒラタクワガタ・オオクワガタなどの成虫の管理
気温が20度を下回るような11月頃になると、少しずつ彼らの活性が下がり、餌を食べずにマットから出てこなくなります。飼育下では、彼らは昆虫マットの中に潜って越冬します。
11月頃になったら、彼らが潜りやすくなるように、個体の大きさに合わせて昆虫マットを5〜10cm程度敷いてあげましょう。マットの種類は特にこだわる必要はなく、ホームセンターなどで販売されている一般的なもので問題ありません。
越冬の際、一番気をつけないといけないのは【乾燥】
マットが乾燥していると、春を迎える前に死んでしまうことがあります。そのため、しっかりと霧吹きなどでマットを湿らせておく必要があります。
おすすめなのは、クリアスライダーやコバエシャッターなどの、空気穴が小さいケースを使うことです。これらのケースは乾燥しにくいため、カブトムシ・クワガタの飼育におすすめです。
蓋がメッシュ状になっているケースを使用している場合は、蓋の間に穴の空いたビニールなどを被せておくと、乾燥防止になります。
もう一つ 気をつけないといけないのは「そっとしておくこと」
彼らは冬の間は活動しないようにじっとしています。それにも関わらず、マットを掘り返したり、触ったりすると無駄な体力を使わせてしまい、冬を乗り越えられずに死んでしまうことがあります。越冬中はマットの交換や観察などは行わないようにしましょう。
うまく越冬ができると、4月頃にマットから出てきて活動を再開します。春頃になると活動を再開していないかを確認して、昆虫ゼリーなどの餌を入れてあげるようにしましょう。
2024年シーズン🐞
8月4日
7月28日
クワガタ、カブトムシが集まる木
シラカシ
福島県~新潟県以西の本州、四国及び九州に分布するブナ科の常緑高木。
アカガシ
7月20日
7月7日 カナブン確認
6月30日
まだ、カナブンの姿も確認できず。来週か。
6月15日
来週以降、いよいよ確認できそう。
6月1日 樹液溢れる
5月12日 樹液チェック
何本かの木で樹液を確認。
2023年シーズン
今日時点では、ライトトラップでは、カブトムシ・クワガタ、確認できず。
今年の夏は、猛暑が強力だった影響か、樹液の出方が鈍く、2021年・2022年のようなカブトムシ・クワガタが集まる樹液レベルの木が見つかっていません。もう一か所、ライトトラップを試してみます。
8月11日 調査
樹液を探すポイント
ポイントは、木の上の方に多い! → 人間には見つけずらい !!
→ 樹皮は、下部の幹はコルク層が厚く、形成層まで傷が到達しづらい。枝の方だと樹皮が薄いので樹液も出やすい。古い木よりも若い木の方が樹皮も薄く、光合成・根からの吸収も活発なので、樹液もおいしい?!
糖を幹や根に送るのが篩管、根から水や微量栄養素を葉に送るのが導管、2つ合わせて維管束、これらを放射状につないでいるのが形成層。
ボクトウガという蛾の幼虫は、クヌギやコナラの木の中にトンネルを作って生活しています。
樹液は、樹皮がボクトウガなどの幼虫により傷つけられ、さらにその傷が篩管・導管をまとめる維管束まで達すると多く出てきます。
糖分は光合成によって作られ、微生物によって発酵すると酢酸・アルコールが生成されます。雑木林のあの甘酸っぱい独特の樹液のニオイは、酢酸とアルコールの混ざったニオイです。
異常に暑い夏がボクトウガの生息にも影響?しているとすると、樹液が減っている原因の一つかもしれません。( ライトトラップでも、確認できなかった )
8月4日 ライトトラップ調査
葛西臨海公園 西側で実施。コガネムシとアブラゼミ・ニイニイゼミのみ、確認。
7月30日 ライトトラップ調査
葛西臨海公園 東側で実施。コガネムシとニイニイゼミのみ、確認。→ 今夏、ノコギリクワガタの情報あり!
7月22日 樹液調査
ライトトラップを実施しましたが、本日は収穫得られず。ライトが暗すぎた。来週リベンジ。
7月16日 早朝 コナラも樹液を出してきました
6月25日調査 シラカシの木にカナブン多数!
カナブンが樹液に集合していました。今夜、ここに、カブトムシかクワガタが来るか、確認してみます。→ 今夜はまだきませんでした
高いところにも、カナブンがいました。至る所で樹液がでているようです。
6月17日調査
毎年、カブトムシ、クワガタ、カナブンが集まる木も、樹液がでていました。いよいよ、カブトムシ & クワガタ 2023年シーズンです。
シロスジカミキリが姿を現しはじめました → 樹液が出始める
シロスジカミキリは、卵から成虫になるのに4年かかります。
5月4日調査
樹液が出ている木を発見💡
2023年3月1日 コクワガタ死亡
2022年8月に捕獲した コクワガタ越冬中
完全に冬眠していないため、時折起きてきて、昆虫ゼリーを吸いにきています。
一度、越冬状態に入ったコクワガタは、翌年の5月~6月まで冬眠していることが多いですが、気温が高い日にはエサを求めて地上で活動することもありますので、だいたい気温が15℃を超えてきたら、昆虫ゼリーと加湿は絶やさないようにしておきます。
カブトムシが捕れる時期は、6月中旬から8月下旬 (オスは先に寿命を終えるので、8月はメスしかいない)
ライトフィット
昆虫は、光の中でも紫外線に集まる習性があり、紫外線が出るブラックライトに集まった虫がクリアファイルにぶつかり、下に取り付けたカップに落ちて入る、という仕掛けです。
材料は、ブラックライトやハンガーなど、100円均一の店などで手に入ります。
- 片方を切って開いたA3クリアファイルの両はしを折ってホッチキスで止め、竹ぐしを通します。これが虫がぶつかる衝撃板になります。
- A4クリアファイルの角など2か所をカット。この時、竹ぐしが通せる張り出しと穴を開けておきます。
- 衝撃板とハンガー、ブラックライトを固定し、先ほど作ったファイルに竹ぐしを通します。
- ファイルの穴にカップを入れれば、簡単トラップの出来上がり!
8月20日,21日 今夏最終調査
今年のベストショット
8月13日 カブトムシ♀の死骸 確認 カブトムシ♀と思ったら・・・
カラスなどの鳥に襲われたのでしょうか? 卵を残した後だったかな?
皇居並みの昆虫の豊富さ 8月7日の樹液
鳥類園で採集されたノコギリクワガタのような大物が、樹液溢れる本命の木に姿を見せるか、楽しみになってきました。!(^^)! 先週から今週末の直前にかけて、雨が大量に降ったり、気温が下がったため、甲虫の活動が下がったかもしれません。樹液にはカナブンしか来ていませんでした。
8月7日の樹液
上ノ池の水生昆虫
最近では、タイコウチの生息が確認されています。東京都のレッドリストでは、23区内のタイコウチは「絶滅」扱いですが、細々と生き延びているようです。
葛西臨海公園 鳥類園 の採集標本
やはり、大きなノコギリクワガタも生息しているんですね。鳥類園は、昆虫園でもあります。
2022年7月23日,24日 樹液大量流出 日中に コクワガタ♂♀
いよいよ、カブトムシ・クワガタの最盛期になってきました。それに合わせるかのように、樹液もいたるところから大量流出!! これなら、日中だけど居るかな? と探していたら、10日に見たアカボシゴマダラも来ていました、そして・・・居ました! コクワガタ !! なかなか立派な コクワガタです。
葛西臨海公園は、23区内でもトップクラスの昆虫の宝庫ですね。日中に、樹液を吸っているクワガタを捕獲できるなんて、もう驚きです!!
2021/7/24 日の出直後の調査で、立派な角のオス確認 (^o^)
2021/7/22 日の出直後の調査で、今季初のカブトムシ確認 ついに『カブトムシ』確認 (^O^)/
今朝、目をつけていた樹液の出ている木で、ついに「カブトムシ」を確認しました。大きなお尻のカナブンだなあ~と思っていたら、カブトムシでした。東京都23区内で、以下の写真や動画のような、自然状態でのカブトムシが樹液を吸っている姿を見れて、ものすごく感動しました。カブトムシの羽化は、メスが早いので、今後オスも見られるようになるでしょう。楽しみです!(^^)!
カブトムシ♀と、カナブンが、樹液の場所をめぐって争っていました。ここは、東京都23区内です、葛西臨海公園は本当にすばらしい!!
葛西臨海公園内の街路灯の多くがLEDに変更 ⇒ 虫が光に寄って来なくなりました
最近少しずつ街灯がLEDに変わっていますが、昨年秋から今年春にかけて、葛西臨海公園の街路灯の多くがLEDに変わりました。このため、蛾や虫が街路灯には寄りずらくなりました。虫たちは、街灯の灯りが出す、紫外線の周波数帯に誘われて虫たちが寄ってきていたのですが、LEDの光源は虫の目に見える周波数帯が違うため見えにくいのです。白熱灯に比べ、蛾や蚊の存在は劇的に少なくなりました。ということは、街灯などにぶつかってカブトムシが下に落ちていることも、少なくなったといえます。
2021/7/18 日の出直後の調査
樹液は確かなものです。今朝はカブトムシ確認できませんでしたが、これは期待できます。次の4連休にはきっと・・・
森に入ったら、まず深呼吸・・・甘酸っぱい匂いがしたら、樹液が出ている証拠。竈門炭治郎のように、鼻を利かせます。
うごめいている昆虫を発見!! この木はやはり有望でした。これは、夜間調査で、カブトムシに出会えるかも。日中はチョウやカナブンなどが樹液の甘酸っぱい匂いにつられて集まってきます。樹液は樹皮に傷が付くことにより出てきます。もちろんその傷は時間が経つと塞がり樹液は出なくなります。そのため樹液の出る量は毎年変わります。また、植物ですから雨が少ない年ですと樹液の出も悪くなります。 樹液の出る木(クヌギ、ヤナギ類、ナラ等)は、たいていコウモリガの幼虫が樹幹内を食害し糞を出す穴を開けるので、コウモリガの幼虫が入っている樹木を探すと樹液の出やすい樹木を見つけられます。
採集に向かない日
雨の日(日中・夜間)
羽が濡れることを嫌うのか、クワガタやカブトムシは行動を控える傾向があります。
強風の日(日中・夜間)
上手に飛べないためか、行動を控える傾向が見られます。
満月の夜
満月の夜はカブトムシやクワガタは月に向かって飛んでいく傾向が見られます。懐中電灯の明かりは月の明かりには勝てないようです。
気温が23℃以下
涼しい夜(23℃以下)はあまり行動しない傾向が見られます。蒸し暑く25℃以上の夜の方が、クワガタやカブトムシは活発に活動します。
夜間の採集にベストな時間帯は20:00~22:00
2021年も葛西臨海公園のカブトムシ生息調査 計画中
有望な木を発見、この木で調査を計画中。
カブトムシが大好き!?シマトネリコという木!
シマトネリコの樹液はカブトムシにとって好物になるようです。クヌギやコナラの樹液は虫たちの酒場として有名ですが樹皮が硬いため、カブトムシやクワガタのチカラだけでは樹液の出るところまで穴をあけることはできません。しかし、樹皮の薄い(柔らかい)シマトネリコであれば、カブトムシのチカラだけで樹皮を削り、樹液にありつくことができるのです。また、樹液が潤沢に出る木というのは、根から水をたくさん吸い上げる能力を秘めています。この点もカブトムシにとって良い条件がそろった樹木だったのです。
2020/8/9~8/10のトラップ調査結果
やはり、カナブンのみ。他にも、カブトムシ捜索している人もいましたが、収穫は無しのようでした。
2020/8/8~8/9のトラップ調査結果
カナブンは集まりましたが、カブトムシの姿は無し。もう、現在の葛西臨海公園には、カブトムシは生息していないのか? おそらく生息していたとしても、かなり数が少ないと思われます。
東京都23区内のカブトムシ
東京23区内周辺の都市緑地には、意外にも多くのカブトムシが生息しています。明治神宮や皇居はもちろん、もっと規模の小さい緑地でも普通に繁殖しています。葛西臨海公園にも生息しています。コナラ・シイ・カシの木でカブトムシが見られます。22時から2時頃が活動のピークですので、トラップを使った採集にトライしてみてはいかがでしょうか。
トラップ調査 実施中
(2020/8/2更新) 今朝のトラップの効果は、捕獲無しでした。今年はカブトムシ少ないのか? 写真は、2015年7月に遭遇した、立派なツノを持つオスのカブトムシです。
【どんな木にトラップを仕掛けるのか】
トラップを仕掛けようとする木は樹液が出ていない木を選ぶ。
理由:樹液には勝てないので、樹液が出ている木にトラップを仕掛けても意味がないから
トラップを仕掛ける木の周辺には、クワガタが集まるような木がないようにする。
理由:近くにクワガタが集まるような樹液が出る木があると、樹液の方にクワガタは集まってしまいトラップには来なくなるから。
あまり奥まったところでではなく、森や林の入り口付近に仕掛けるようにする。そして風向きを確認して、森の中へ臭いが流れるような位置の木に仕掛ける。
理由:林や森の入り口から、森の中へ臭いが漂う様にすると森の中にいる虫達が臭いにつられ集まりやすくなる為。但し風向き次第で真逆になってしまう場合があるので、そこは要注意。風向きをチェックして森の中へ臭いを含んだ風が吹くようにするのがポイント。
昼間のカブトムシ
昼間は、“樹液の出ている木の根元付近の地面に潜っている”との記述をよく目にしますが、地面を掘ってもクワガタは見つかってもカブトムシが出てくることはあまりありません。昼間、地面に潜る個体は少なく、多くの場合、えさ場の近くの樹冠部で休んでいます。樹液の出ている木の上の方をよく探すと、休んでいるカブトムシに出会えるかもしれません。カブトムシは周りが明るくなってきたから「さあ隠れよう」とは思ってないように思えます。カブトムシは夜行性ですが、ある程度お腹がいっぱいになるまでは樹液場にいて、お腹がふくれて「ハッ」と気がつく頃には周りも明るくなり気温も上昇し「こりゃまずいぞ!」というようにあわてて隠れるのではないのでしょうか?樹液を出す木はある程度数は限られています。7月頃から甲虫たちが増え始めると夜の樹液酒場は常に満席状態になり、場所取りで戦いに敗れたカブトムシ達は、勝者が消え去った後に樹液を吸うため、朝方、時には日中までも樹液酒場にとどまることになってしまうことになるのではないか、と思われます。