目次
- 1 残骸 落下
- 2 再突入間近 協定世界時で7月30日17時08分(日本時間の26時08分)プラスマイナス1時間
- 3 再突入予測 さらに絞られてきました 協定世界時で7月30日18時16分(日本時間の27時16分)プラスマイナス5時間 インド洋!!
- 4 再突入予測 徐々に絞られてきています 協定世界時で7月31日0時24分(日本時間の9時24分)プラスマイナス16時間 中東!!
- 5 再突入予測 ロケット再突入の最新の予測 協定世界時で7月31日7時52分(日本時間の16時52分)プラスマイナス22時間 大西洋!!
- 6 中国が打ち上げたロケット「長征5号B」の残骸が、早ければ今月31日に地球に落下
- 7 2022年3月に月の裏側へ衝突した人工物が残したクレーター 廃棄されたロケットの一部が宇宙ゴミとなり、月面に衝突
- 8 ロケットの一部は3トン ⇒ 衝突で10〜20メートルのクレーターができた模様
- 9 宇宙ゴミの爆発的増加
残骸 落下
「長征5号B」の残骸が、インド洋上空で大気圏に突入し、フィリピン近海に落ちました。ロケットは、24日に中国南部・海南島から打ち上げられ、中国が独自に建設中の宇宙ステーションと連結する実験棟「問天」を搭載していました。落下したのは、切り離されたロケットの第1段部分で、重さは約20トンと推定されています。
再突入間近 協定世界時で7月30日17時08分(日本時間の26時08分)プラスマイナス1時間
再突入予測 さらに絞られてきました 協定世界時で7月30日18時16分(日本時間の27時16分)プラスマイナス5時間 インド洋!!
再突入予測 徐々に絞られてきています 協定世界時で7月31日0時24分(日本時間の9時24分)プラスマイナス16時間 中東!!
再突入予測 ロケット再突入の最新の予測 協定世界時で7月31日7時52分(日本時間の16時52分)プラスマイナス22時間 大西洋!!
中国が打ち上げたロケット「長征5号B」の残骸が、早ければ今月31日に地球に落下
重力の支配下にある制御不能な物体の残骸がどこへ行くかを予測することは極めて困難。宇宙デブリは赤道の南北41.5度の間の地表に落ちるもよう。これはロサンゼルス、ニューヨーク、シドニーなどの巨大都市にもリスクがあります。
中国のロケット打ち上げによって発生した「宇宙ごみ」は、これまで何度も地球に落下
- 2020年3月には、中国の「長征3号B」の打ち上げ直後に直径2メートル超のロケットの破片が中国の農村に落下
- 2020年5月には「長征5号B」の破片が西アフリカ・コートジボワールに落下して建物が損壊
- 2021年打ち上げた大型ロケットの残骸がインド洋の島国モルディブ付近の海域に落下
2022年3月に月の裏側へ衝突した人工物が残したクレーター 廃棄されたロケットの一部が宇宙ゴミとなり、月面に衝突
ロケットの一部は3トン ⇒ 衝突で10〜20メートルのクレーターができた模様
衝突したのは、中国の衛星軌道運搬ロケット「長征3号C」ではないかと言われています。10cm以上の大きさの宇宙ゴミは、現在3万6500個あると推定されています。しかし、宇宙空間の監視には費用がかかり、高軌道のゴミが人類に与えるリスクは低いため、宇宙ゴミの追跡はされていません。
緑の軌道が宇宙ゴミ、白い軌道が月。
宇宙ゴミの爆発的増加
人類が宇宙へ進出するようになって、宇宙ゴミは急速に増えました。小さいものを合わせると1億個以上あるとされています。それらのゴミが秒速7キロ以上の猛スピードで軌道上を飛び回っています。これはピストルの弾丸の10倍以上の速さです。