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【 更新・新着記事 】

2025/1/15

C/2024 G3 (ATLAS) 南半球でどんな姿を見せるか!!

目次1 今後、南半球でどんな姿を見せるか? SOHO画像のような姿か?!1.1 テバット彗星 C/1861 J11.2 クリンケンベルグ彗星2 C/2024 G3(ATLAS)  太陽観測機SOHOのコロナグラフでとらえた画像     なんという姿だ!!3 1月13日 19:15:35(日本時間)    太陽までの距離 0.094 AU3.1 日の出時3.2 日中 青空4 1月12日 彗星核が分裂か?! 太陽までの距離 0.112 AU5 1月11日 白昼に撮影されました!! マイナス2.5等級 太陽まで ...

2025/1/15

「きぼう」/国際宇宙ステーション(ISS) 観察チャンス 

目次1 今夜・明日夜の経路2 確認サイト3 国際宇宙ステーション(International Space Station ISS) 今夜・明日夜の経路 確認サイト 予測情報はこちら 東京の詳細情報 国際宇宙ステーション(International Space Station ISS) 日本・アメリカ・カナダ、欧州各国・ロシアの計15カ国が協力し、上空約400kmに建設された有人宇宙施設。全体はサッカー場ほどの大きさで、約90分で地球を一周しています。船内実験室は直径4.4m、長さ11.2mで1気圧になって ...

2025/1/13

2025年 ウルフムーン 1/14 7:27満月

目次1 2025年1月13日 17:402 2025年の満月3 2023年1月7日 17:43     SONY RX10m4  600mmで撮影4 2023年の2番目に遠い満月5 2022年1月18日(火)  8:48  2022年最遠の満月5.1 1/18  5:13  の満月6 12月19日(日)は今年最後の満月 13時36分頃に満月 2021年の中で、地球から最も遠い満月 2025年1月13日 17:40 2025年の満月 2023年1月7日 17:43     SONY RX10m4  600m ...

2025/1/13

2月8日 冨岡義勇の誕生日

目次1 2月8日 冨岡義勇の誕生日2 2025年1月7日 不死川玄弥の誕生日3 2024年2月28日 竈門禰豆子の誕生日4 2024年11月29日5 2024年10月31日6 10月31日 宇髄天元 誕生日7 9月15日    伊黒小芭内の誕生日8 9月3日 我妻善逸の誕生日9 8月23日 悲鳴嶼行冥の誕生日!10 8月8日 時透無一郎の誕生日!11 6月1日12 5月19日13 5月10日14 2月24日15 2月8日 冨岡義勇の誕生日16 1月7日 不死川玄弥の誕生日17 12月28日 竈門禰豆子の誕 ...

2025/1/13

2025年1月12日、約2年2か月ぶりに火星と地球が最接近

目次1 2025年1月10日2 2024年12月5日3 2024年10月29日4 2023年1月1日5 2022年12月14日6 12月9日 -1.8等級 視直径17.0"7 2022 年12月1日 -1.8等級 視直径17.2" 次回の同程度の接近は9年後8 11月26日 -1.8等級 視直径17.1"9 11月20日 -1.7等級 視直径16.9"10 11月7日 -1.4等級 視直径15.8"11 2022年12月1日 中接近 視直径17.2"12 2020年10月17日  光度-2.6  16:5 ...

2025/1/7

2025年の月面X

目次1 2025年の月面X  Xが見え始める時刻1.1 2026年~2030年までのの月面X  Xが見え始める時刻2 9月10日 月没前に少し見えるか?3 6月14日   14時前後4 4月16日 15時頃5 2024年3月17日24時25分 前後30分 ⇒ 曇天 ☁6 好条件の「月面X」は2024年1月18日19時20分 前後30分6.1 20時5分 薄雲を通してXを確認6.2 2024年の月面X  Xが見え始める時刻6.3 2025年の月面X  Xが見え始める時刻7 2023年に起こる月 ...

2025/1/5

2025年1月2日 ディズニーシーの様子

目次1 6時過ぎ 到着時の様子2 一般ゲストの開園は8:303 早めの昼食をとり、リドアイルへ4 ケープコッド湾のホシハジロをチェック 500羽くらい5 ジュラシックツリーを確認6 ドナルドへ年始の挨拶7 ファンタジースプリングスへ8 東京ディズニーシーのメインエントランスへ (ディズニーシー・プラザ) 6時過ぎ 到着時の様子 第1陣でセキュリティを通過できるか否か、ギリギリの位置でした。正月&9連休と条件が良かったためか。 一般ゲストの開園は8:30 ソアリンは既に200分レベルの待ちだったため ...

2025/1/11

史上最悪 地球灼熱化 2024年は温暖化の地獄に突入した年

目次1 2024年は記録上最も暖かい年 少なくとも1880年以降で最も暑かった 人間の活動の結果1.1 1881年1.2 戦前 1940年1.3 顕著な温暖化が現れ出したころ 1978年1.4 温暖化 急激に進行 1996年1.5 もう止まらない温暖化 2014年2 2023年は温暖化の進行を象徴する年 日本の平均気温は過去にない高さ3 2023年は記録的な気候の1年4 オホーツク海の温暖化のスピードは、世界の3倍4.1 温暖化の流れは止められないところまできている 流氷がなくなる5 今年の7月は、観測史 ...

2025/1/5

EVSCOPE Ver2.0 ☆彡 東京23区内で撮影した天体 ☆彡

目次1 2025年1月5日未明1.1 M42   VVT OFF & VVT ON1.2 モンキーヘッド星雲   VVT OFF & VVT ON1.3 M46   VVT OFF & VVT ON1.4 M104   VVT OFF & VVT ON2 eVscope2の電子アイピースでの見え方2.1 eVscope1 と eVscope2 の比較2.2 eVscope2 で VVT OFF  を見たイメージ2.3 eVscope2 で VVT ON  を見たイメージ3 ...

2025/1/5

2025年1月4日 しぶんぎ座流星群

目次1 2025年1月 しぶんぎ座流星群 出現状況 「標準やや少なめ」の活動2 極大 2025年1月4日 0時05分(日本時)2.1 予想流星数2.2 今後10年間(2025年~2035年)のしぶんぎ座流星群の極大時刻 2025年1月 しぶんぎ座流星群 出現状況 「標準やや少なめ」の活動 しぶんぎ群は、活発な出現が短時間しか続かず、半日ずれただけでかなり出現数が減少します。また、年により出現数が明らかに変動します。 4日未明の1時間毎の状況 極大 2025年1月4日 0時05分(日本時) 予想流星数 月日 ...

2025/1/5

鬼滅の刃 写真撮影会 ~炭治郎・禰豆子・冨岡義勇がやってくる~

目次1 アリオ葛西 1月3日(金祝)1.1 当日  モニターには撮影禁止の「無限城の未公開映像」が写されていました アリオ葛西 1月3日(金祝) 当日  モニターには撮影禁止の「無限城の未公開映像」が写されていました 炭治郎たちと写真が撮れる 「鬼滅の刃 写真撮影会」に 流れるような剣技で鬼を討つ寡黙な水柱、 冨岡義勇が登場!!

2025/1/5

尖閣諸島 国有化12年

目次1 尖閣諸島周辺海域における中国海警局に所属する船舶等の動向と我が国の対処1.1 海上保安庁 過去最大の巡視船建造へ2 野田佳彦首相の国有化決断 2012年9月11日(平成24年)3 1895年に日本が領土編入4 1971年を境に中国は地図を改変 中国が恣意的に認識を変化させた5 周辺の地下資源 尖閣諸島周辺海域における中国海警局に所属する船舶等の動向と我が国の対処 海上保安庁 過去最大の巡視船建造へ 野田佳彦首相の国有化決断 2012年9月11日(平成24年) 日本政府は沖縄県石垣市の尖閣諸島のうち ...

2025/1/1

『初日の出開園』が行われる葛西海浜公園!

目次1 2025年1日1日の初日の様子2 東側に望む東京ディズニーランド!3 シンデレラ城からの初日の出 2025年1日1日の初日の様子   東側に望む東京ディズニーランド! シンデレラ城からの初日の出

2024/12/31

2024-2025 世界の年越しの天気図

目次1 アメリカ方面2 ヨーロッパ方面3 アジア方面4 日本付近 アメリカ方面 ヨーロッパ方面 アジア方面 日本付近

2024/12/29

Comet 29P/Schwassmann-Wachmann

目次1 Comet 29P/Schwassmann-Wachmann2 12月27日 Comet 29P/Schwassmann-Wachmann 1927年11月15日にドイツのハンブルク天文台で発見された彗星です。この彗星は通常は16等であり、1 - 5等ほど光度が大きくなるアウトバーストを起こす点が特異的です。アウトバーストは年に7.3回の頻度で起こります。 12月27日

夜空の明るさを測る単位

天文関連

夜空の明るさと限界等級

ヒトの目の性質

視細胞には2種類あり、感度が低いが色の識別できる「錐体」と、感度は高いが色が識別できない「桿体」があります。 ヒトの目に入射する光量は虹彩で調整され、その直径は瞳径と呼ばれ、暗所では直径 7 [mm] 程度が最大となります。 明るい光源を長時間見た後、感度が回復することを「暗順応」と言い、錐体で 6~10 [分]、桿体の場合 30 [分] かかります。 暗所での視覚を司るの桿体の感度ピークは 505 [nm] にあります。

比視感度

明るいところでは視覚は錐体により、錐体はおよそ 470 [nm] ~ 650 [nm] に感度があって、感度のピークは 555 [nm] 前後にあります。 錐体は色を識別できるため青~緑~青の光がカラーで認識できることになります。これに対して暗いところでは視覚は桿体にあり、桿体はおよそ 420 [nm] ~ 580 [nm] に感度があって、505 [nm] 感度のピークがあります。 桿体は色を識別できないため青~緑の光がモノクロで認識できることになります。 なので暗くて淡い天体を見る場合、天体の色は知覚できないことになります。

肉眼の限界等級 (恒星の場合)

肉眼で見える限界等級については一般的に 6 [等級] と言われています。 しかし厳密にはこれは正しくなく、実際は観測地の空の明るさによって異なります。

空の明るさを m_Q [等級/平方秒] と書いたときの肉眼の限界等級 m_E [等級](但し両目で見た場合)は以下の式で書くことが出来ます。

肉眼の限界等級

肉眼の限界等級 (淡く広がった天体の場合)

大きさが 1.5 [度] 以上の淡い天体の場合、肉眼の限界等級は 8 [等級/平方度] = 17 [等級/平方分角] = 26 [等級/平方秒角] と推定されます。 光源の大きさが 1.5 [度] に満たない場合は小さすぎて検出できません(見えない)。充分に空が暗い観測地では肉眼で天の川を見る事が出来ます。 アンドロメダ銀河、オリオン大星雲、プレセペ星団といった大きな淡い天体も肉眼で見る事が出来ます。これらの天体の単位面積あたりの明るさは 4~5 [等級/平方度] = 13~14 [等級/平方分] = 22~23 [等級/平方秒] だそうです。 そのため広がった光源の場合の肉眼の限界等級は最低でも 4~5 [等級/平方度] はあると考えられます。肉眼の限界等級は 9 [等級/平方度] = 18 [等級/平方分角] = 26 [等級/平方秒角] で、天体の大きさが 1.5 [度] 以上ないと見えません。

0.05 [等級/平方秒] の違いを明るさの違いとして識別可能とします。 0.05 [等級/平方秒] の明るさの違いとは約 5 [%] の明るさの違いに相当します。 これは「天体+バックグラウンドの明るさ」が「バックグラウンドの明るさ」に対して約 5 [%] 明るければ天体を検知出来ると言うことを意味します。 これを式で表すと以下のように書けます。

望遠鏡の限界等級 (恒星の場合)

望遠鏡を使った場合の恒星の限界等級は空の明るさと望遠鏡の瞳径(倍率)によります。望遠鏡を使った場合の限界等級も空が明るいとも小さく(明るく)なることがわかりました。 またアイピースを換えて望遠鏡の射出瞳径を小さくする(高倍率にする)と限界等級が大きく(暗く)なることもわかりました。

恒星の場合の望遠鏡の限界等級 m_T [等級] (但し片目で見た場合)は主鏡直径を D_A [mm]、望遠鏡の射出瞳径を D_E [mm]、空の明るさを m_Q [等級/平方秒] と書いて以下の式で表されます。

恒星の場合の望遠鏡の限界等級

空の明るさ 22 [等級/平方秒] (最高条件の空)の時の望遠鏡の限界等級(恒星の場合)

空の明るさ 20 [等級/平方秒] (肉眼で天の川がかろうじて見える空)の時の望遠鏡の限界等級(恒星の場合)

空の明るさ 18 [等級/平方秒] (肉眼で天の川が見えない程度の空)の時の望遠鏡の限界等級(恒星の場合)

望遠鏡の限界等級 (淡く広がった天体の場合)

淡く広がった天体の場合、望遠鏡の限界等級は口径によらず空の明るさによって決まります。 淡く広がった天体は空の単位面積あたりの明るさより 3.3 [等級] = 20 [倍] 暗い天体まで見ることが出来ます。 但し天体の見かけの表面輝度がヒトの目の検出限界 26 [等級/平方秒角] より暗くならないよう、望遠鏡の射出瞳径(倍率)は天体に応じて適切に選ぶ必要があります。

天体が見えるとは背景に対して天体が有意なコントラストを持っていること

0.05 [等級/平方秒] の明るさの違いとは約 5 [%] の明るさの違いに相当します。 これは「天体+バックグラウンドの明るさ」が「バックグラウンドの明るさ」に対して約 5 [%] 明るければ天体を検知出来ると言うことを意味します。 これを式で表すと以下のように書けます。

ここで m_S' は望遠鏡の射出瞳径 D_E [mm] の時の天体の見かけの表面輝度を意味し、天体の実際の表面輝度を m_S [等級/平方秒] と書くと

と書き表せます。 またバックグラウンド(背景)の表面輝度 m_B [等級/平方秒] は SQM-L で測定した空の明るさ m_Q [等級/平方秒] と 望遠鏡の射出瞳径 D_E [mm] から以下のように推定されます。

バックグラウンドを推定する計算式

よってこれらの式から識別可能な天体の単位面積あたりの等級は、以下の式で表されることになります。

ここで m_Q は単位面積あたりの空の明るさ [等級/平方秒] を意味しています。 ここから淡く広がった天体の場合の限界等級は空の明るさのみに依存し、望遠鏡の口径には依存しないことがわかります。この結果は恒星の場合と違って、淡く広がった天体の場合は観測地の空が明るいといくら大きな望遠鏡を使っても淡い天体は見えません。ただし天体の表面輝度 m_S' はヒトの目の限界等級である 26 [等級/平方秒角] より明るくなければ見えません。 よって空の明るさによる限界等級は以下の図のようになると考えられます。

また望遠鏡の射出瞳径を小さくすると天体や空の見かけの表面輝度は小さくなります。 下の図は望遠鏡の射出瞳径に応じた天体の見かけの表面輝度の減少を示しています。

そのため望遠鏡を通して淡く広がった天体を観察する場合、ヒトの目の検出限界を超えないような瞳径を選択する必要があります。

空の明るさが 22 [等級/平方秒](最高条件の空)の時、25 [等級/平方秒] の天体(極めて暗い矮小銀河)は見えるか? またどんなアイピースで観望すれば良いか?

検出限界=空の明るさ+3.3なので、この空の明るさにおける検出限界は 25.3 [等級/平方秒] となります。 よってこの天体は見ることが出来ます。また天体の見かけの明るさは瞳径が小さくなるほど暗くなりますが、26 [等級/平方秒] よりも明るければ検出は可能です。 よってグラフから読み取って、瞳径が 4.9 [mm] よりも大きくなるようなアイピースを用いればこの天体は見ることが出来ます。 これは極めて淡い天体の場合は低倍率でなければそもそも見えないということを意味しています。

「等級(mag/□”):(マグニチュードパー平方秒角)」

「等級(mag/□”):(マグニチュードパー平方秒角)」は、天頂付近の天空の写真上で、星が存在しない背景の明るさ(等級、mag)を単位平方秒角あたり(□”)で示したもので、、縦横が角度 1 秒の範囲の空からやってくる光の量が何等級の星の輝きに相当するか、という値です。

等級と他の指標、星空の見やすさの関係

「夜空の明るさ」等級が概ね 21 mag/□”を超えると天の川の複雑な構造が確認でき、星団などの観測も容易になります。

mag/arcsec2  ・・・ 等級(mag/□”)   Visibility of Milky way   ・・・ 天の川が見えるか   Approximate visible magnitude  ・・・ 何等星まで見えるか   Number of visible stars at the hemisphere  ・・・ 見える星の数    Bortle scale

日本人の7割は天の川が見えないほど人工の光の影響を受けている場所に暮らしている

近年普及した白色発光ダイオード(LED)は、街灯に多く使われてきた高圧ナトリウムランプより夜空の明るさへの影響が約2・5倍大きいという試算もある。過剰な夜間照明は天体観測や街の景観だけでなく、野生の動植物の生態にも影響します。

日本の「星空保護区」

日本の南端、八重山諸島に位置する西表石垣国立公園   2018年4月5日認定

東京都の神津島(神津島村全域)   2020年12月1日付けで認定

主な認定条件

  • 夜空の暗さの測定値が、基準値(21.2等級/平方秒)をクリアすること
  • エリア内の公的な屋外照明について、光害対策基準(上方光束ゼロ%、など)を定めた照明管理計画が発効されており、申請時に既存の屋外照明の67%以上が同基準に準拠していること(認定後10年以内に100%準拠させること)
  • 光害に関する教育プログラムやイベントが定期的に実施されていること

-天文関連
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