昼間の闇 5分50秒
2009年7月22日、皆既時間が6分を超える皆既日食が日本近海で起こりました。当初は小笠原丸での洋上観測を考えていましたが、抽選に外れてしまい、上海方面で見ることになりました。この夏は、梅雨前線も早く北上し、上海も前日まで40度近い酷暑になるなど、もう明日の皆既日食はバッチリみられると思っていたのですが・・・。なんと、急に梅雨前線が南下し、日食当日は朝から大雨になってしまいました。前日までものすごく好天でしたので信じられない状況でした。肝心の日食は、部分日食が食の後半でチラホラ見られた程度でしたが、昼間の闇は5分50秒確認できました。小笠原方面は唯一好天でしたので、抽選に当たっていれば・・・となんとも悔しい日食でした。