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【 更新・新着記事 】

2025/4/9

NEW COME 「SWAN2025F」8.4等級 ペカサス座四辺形内を増光中

目次1 アマチュアがソーホーのスワン観測装置で発見した新彗星1.1 4月8日1.2 4月6日 アマチュアがソーホーのスワン観測装置で発見した新彗星 4月末には、 5 等級より明るくなる見込みです。現在、5' の強く凝縮したコマと 2° の尾が見られます。明け方の低空に見られます。 4月8日 4月6日  

2025/4/9

EVSCOPE Ver2.0 ☆彡 東京23区内で撮影した天体 ☆彡

目次1 2025年4月7日 条件良い2 2025年3月19日~20日未明 透明度良い2.1 M1002.2 M882.3 M952.4 M1053 2025年3月1日未明 シーイング良3.1 M203.2 M163.3 M833.4 M223.5 M54 2025年2月26日4.1 NGC2392   エスキモー星雲4.2 M44 プレセペ星団4.3 M675 2025年2月24日5.1 NGC2818A5.2 NGC3132    南のリング星雲5.3 NGC3242   木星状星雲6 2025年2月2 ...

2025/4/6

V6 ブイロクの木 3度目の春♪

目次1 2025年4月6日2 2024年12月8日3 2024年11月4日4 4月20日5 4月14日6 4月7日7 さくらの次はツツジ 咲きはじめました8 3月31日 もうすぐ満開9 3月30日 5分咲き10 3月27日 開花進む11 3月20日 ソメイヨシノ開花間近12 2024年3月8日 雪景色のブイロクの木13 2024年3月3日 河津桜が満開14 2024年2月9日 河津桜が開花15 2023年11月25日15.1 公園のモミジは紅葉ピーク16 2023年10月20日16.1 公園の工事用のフェ ...

2025/4/6

2025年の月面X 4月5日(土) 22:20~

目次1 2025年4月5日 22:20~2 2025年3月7日 アメリカで見られたX3 2025年2月5日 19:00    条件良    SONY  RX10Ⅳで撮影4 2025年の月面X  Xが見え始める時刻4.1 2026年~2030年までのの月面X  Xが見え始める時刻5 9月10日 月没前に少し見えるか?6 6月14日   14時前後7 4月16日 15時頃8 2024年3月17日24時25分 前後30分 ⇒ 曇天 ☁9 好条件の「月面X」は2024年1月18日19時20分 前後3 ...

2025/4/6

バヌアツの法則 4月5日(土) ニューギニア付近で、マグニチュード7.2の地震

目次1 統計的には、バヌアツと日本には6~7割の確率で、地震が連動する2 2025年4月5日(土)5時05分頃、ニューギニア付近(パプアニューギニア、ニューブリテン)で、マグニチュード7.2の地震3 2025年3月30日(日)21時19分頃、南太平洋(トンガ諸島)で、マグニチュード7.3の地震4 2025年3月25日 10時43分頃、ニュージーランド南島西方沖で、マグニチュード7.0の地震5 12月17日(木) 10時47分頃、南太平洋のバヌアツ諸島付近を震源 マグニチュード7.4の大きな地震6 2024 ...

夜天光の明るさを測るための9段階の数値スケール ボートルスケール

天文関連

極上の星空 夜天光の明るさを測るための9段階の数値スケール ボートルスケール

オーストラリア 「ケアンズ ~ マリーバ ~ チラゴー」

ケアンズ市内・・・ 天の川は全く見えない、肉眼では4等星まで見える。オーストラリアでも光害があれば同じ。

マリーバ郊外(青色の地域)・・・ 冬の天の川、大マゼラン、小マゼラン すべて見える。ケアンズの光害の光芒が見える。金星が昇ってくるとサーチライトのように明るい。

チラゴー・・・とにかく驚きの星空☆肉眼でも、写真撮影したような天の川の姿が見れる。地平線ギリギリの 小マゼランが見える。天の川による影が見れる。黄道光が明るく見えて邪魔。M33も中高度で見える。金星は光害である。

ボートルスケールが"1"のチラゴー

アメリカのアマチュア天文家ジョン・E.ボートルによって、スカイ&テレスコープ誌2001年2月号に公表されました。ボートル・スケールは、地球上で最も暗い夜空であるクラス1から都市中心部のクラス9までの9段階で示され、肉眼で見ることができる星の明るさ(NELM)の目安にもなります。これは、大気の透明度は考慮されていませんので、日本の夏場のように湿度が高い時期は、スケールは低下します。

海外の夜空ライブカメラ

ボートルスケールが"1"のチラゴーの風景・・・ チラゴーの人口は100人程度。晴天率も乾季は極めて高く、新月前後は毎夜、宇宙空間にいるような星空に包まれます。透明度は空気が乾燥しており、日中の空はコバルトブルー、日本だと高山に登らないと見られない空です。天体写真のような天の川が肉眼で見える天の川の光による影ができる、肉眼が双眼鏡になったように星がみえる、双眼鏡で見ると視野が星で埋め尽くされかえって使いにくい、こんな経験ができるのが、ボートルスケール" 1 "  の夜空です。現在の日本では、普通の田舎の空でボートルスケール4、標高の高い星空の名所でボートルスケール3、という状況で、年々悪くなっています。

ボートルスケール 場所の状況
肉眼極限等級      (視力1.5の場合、視力の低下とともに等級も下がる)
夜空の見え方    (視力1.5の場合、視力の低下とともに等級も下がる)
1 優れた光害フリーの土地
オーストラリア チラゴー 7.6 ~ 8.0
  • 黄道光を色彩豊かに見ることができる       光害か? と思われるほど!!
  • 対日照を見ることができる
  • 黄道光の帯を見ることができる
  • 大気光を容易に見ることができる
  • 天の川のさそり座といて座の領域が明確な影を投げかける      肉眼で天体写真のような天の川が見えます(白黒ですが)     星明りで影ができます
  • 多くのメシエ天体や球状星団が肉眼で見ることができる
  • さんかく座銀河M33を、肉眼で見ることができる
  • 12.5インチ口径反射望遠鏡の限界等級は17.5
2 代表的な真に空が暗い土地
北海道北部・東部
北海道大雪山系    菅野温泉 7.1 ~ 7.5
  • 黄道光は夕暮れと夜明けに、影を投げかけるように明確に、十分に帯黄色で明るい。
  • 大気光は地平線近辺に弱く見ることができる
  • 雲は空に開いた暗い穴としてのみ見ることができる
  • 周辺は空に対しての影としてかすかに見ることができる
  • 夏の天の川は高度に構造的に見える  天の川はボーッとではなく、暗黒帯含めて明確に見えます
  • 多くのメシエ天体や球状星団を肉眼で見ることができる
  • さんかく座銀河M33は、肉眼で簡単に見える
  • 12.5インチ口径反射望遠鏡の限界等級は16.5
3 田舎の空
北海道遠軽町安国 (透明度が良い時) 6.6 ~ 7.0
  • 黄道光は春と秋に著しい。また、色はまだ目に見える
  • いくつかの光害が地平線に現れる
  • 雲は地平線近くで照らし出され、頭上では暗い
  • 近くの周辺はかすかに見ることができる
  • 夏の天の川はまだ複雑に見える
  • M15、M4、M5、M22などの球状星団は肉眼で見ることができる
  • さんかく座銀河M33は、そらし目を使えば容易に見ることができる
  • 12.5インチ口径反射望遠鏡の限界等級は16
4 田舎と郊外の境
オーストラリア マリーバ
木曽駒ヶ岳 千畳敷カール 6.1 ~ 6.5
  • 黄道光はまだ見ることができるが、夕暮れと夜明けの頃の天頂への半ば辺りでは存在しない
  • いくつかの方角に目に見える光害のドームがある
  • 雲は光源のある方向で照らし出され、頭上では暗い
  • 周辺は距離があってもはっきり見ることができる
  • 天の川は地平線上でまだ印象的だが、形状は欠けている
  • さんかく座銀河は、そらし目でも難しく、空の高い位置にあるときのみ見ることができる
  • 12.5インチ口径反射望遠鏡の限界等級は15.5
5 郊外の空
長野県安曇野
乗鞍岳 バス終点2700m 5.6 ~ 6.0
  • 秋か春の条件の良い夜のみ黄道光の兆候が見える
  • 光害はほとんどの方向で見られる
  • 雲は空よりも顕著に明るい
  • 天の川は地平線近くでは非常にかすかか全く見えず、頭上では押し流されたように見える
  • 12.5インチ口径反射望遠鏡の限界等級は15
6 明るい郊外の空
1970年代前半の札幌市北区 5.1 ~ 5.5
  • 黄道光は見ることができない
  • 光害は地平線から35°までの空を灰白色に照らしている
  • 雲は空のどこにあってもはっきり明るく現れる
  • 周辺は容易に見ることができる
  • 天の川は天頂近辺でのみ見える
  • さんかく座銀河は見えず、アンドロメダ銀河は控えめに見える
  • 12.5インチ口径反射望遠鏡の限界等級は14.5
7 郊外と都市部の境
現在の札幌市北区
スラウェシ島 パル (すごい湿度のため光害が増幅されている) 4.6 ~ 5.0
  • 光害が空全体を薄灰色にしている
  • 強い光源が四方八方にはっきり現れている
  • 雲は明々と照らされている
  • 天の川は見ることができない
  • アンドロメダ銀河とプレセペ星団は感じ取られるだろうが、形状はわからない
  • 望遠鏡を通すと、最も明るいメシエ天体は青白い影に見える
  • 12.5インチ口径反射望遠鏡の限界等級は14
8 都市部の空 4.1 ~ 4.5
  • 空は灰色またはオレンジに照らされている - 容易に読書できる
  • よく知られた星座の形を形作る星はかすかに見えるか、または見ることができない
  • アンドロメダ銀河とプレセペ星団は、良い条件の夜に経験ある観測者によってかろうじて感じ取られる
  • 望遠鏡を以てすら、最も明るいメシエ天体しか検出できない
  • 12.5インチ口径反射望遠鏡の限界等級は13
9 都心中心部の空
東京23区の周辺地域 3.5 ~ 4.0
  • 空は明々と照らされている
  • 星座を形作る多くの星、かすかな星座の多くは見ることができない
  • プレアデス星団を除くメシエ天体は肉眼では見ることができない
  • 月、惑星と、幾つかの明るい星団以外は観測できない
10     独自に追加 大都市中心部の空
自然教育園 3.0 ~ 3.5
  • 空は明々と照らされている
  • 星座の形はたどれない
  • メシエ天体は肉眼では見ることができない
  • 月、惑星と、幾つかの明るい星団以外は観測できない
  • 薄明中のような状態 日の出40分前、日没後40分後、くらいの空の明るさ

肉眼や望遠鏡で、何等級まで見えるか

ボートルスケール1   レベルの星空

撮影地に着いた直後は、夜空の背景はまさに漆黒で、地上も懐中電灯が無いと何も見えない状況ですが、目が暗闇に慣れてくると、非常にうっすらと人影が見えてきます。この状態になると、地面に置いた白い紙の上に手をかざすと、なんと手のひらの影が、白い紙にうっすらと見えます!!

この影の光源は何?  見上げると・・・ 日本の星空しか見てこなかった人間には信じられないような銀河の姿が・・・ 日本だと30秒くらい露出で撮影された白黒写真の銀河です。

南十字星からエータカリーナ星雲付近

オメガ星団付近

さそり座頭部付近

らせん星雲

オリオン座に飛び込んだ ペルセウス流星群

ボートルスケール3 レベルの星空

-天文関連
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