JR北海道、レトロ切符「硬券」復刻! 小樽・富良野など16駅で6月1日発売
JR北海道は6月1日、イラスト入りの国鉄時代の厚紙の切符「硬券」を復刻した「ふるさと入場券」を道内16駅で発売します。その駅でしか買えないご当地切符を集めながら、鉄道旅を楽しんでもらう狙いです。夏以降に対象駅を拡大するそうです。
16駅は小樽、手稲、滝川、苫小牧、東室蘭、千歳、富良野など。切符には小樽運河や樽前山といった地域の風景を印刷し、デザインは駅ごとに異なります。1枚210円。指定席券売機と、話せる券売機のみでの販売となります。
駅売店の北海道四季彩館か、通販サイト「北の特急便」でスターターキット(16枚入り、880円)を買い、各カード付属のQRコードを対象駅の券売機にかざし、210円を支払うことで、ふるさと入場券が発券される仕組みです。
わがまちご当地入場券(2017~19年)、北の大地の入場券(20~24年)に続く第3弾の取り組み。JR北海道は「今はなきイラスト入りの硬券を復刻した入場券をきっかけに、各地へ足を運んでほしい」とPRしています。販売は28年3月末まで。