ジン鍋博物館 岩見沢市栗沢町万字
ジンナベ博物館は2016年11月11日に開館されました。館内には、1935年頃の日本国産最古鍋や世界で一番大きい超特大ジンギスカン鍋など二百数枚のジンギスカン鍋が陳列されています。また、タイ産や韓国産の鍋もあります。羊を食べるという文化が大正末期から昭和初期に掛けて日本に伝わりました。一般家庭に広く普及するのは、戦後の昭和20年代後半から30年代に掛けてのことです。
日本では軍隊用の着衣を作るため、羊の増産を進めていた時期でした。しかし、毛を刈った後、肉が余ってしまい、それを利用するためのアイディアとしてジンギスカンは広まりました。
1935年の鍋 国産最古という「ロストル型ジン鍋」
かつてはスリット入りが多く使われていましたが、それは換気などを気にしなくて良い屋外でジンギスカンをしていたため。徐々に屋内、家のなかでジンギスカンをする家庭、機会が増え、それにより、煙がモクモクと上がるものは都合が悪くなり、スリットの無いものへと変わっていきました。
北海道のソールフード ジンギスカン
味付きジンギスカンでは【松尾ジンギスカン】が有名、生ラムジンギスカンではすすきのにある【だるま】です。
北海道の春の風物詩といえば、ジンギスカンを囲む花見です。
中央の丸い山の部分で肉を焼き、周りの溝で野菜を煮ます。
タレに漬け込んだ肉を焼くか、焼いた肉にタレをつけるか