11/24 虎ノ門の新庁舎で本格始動
25日は、24時間態勢で気象を観測し情報を発表している「現業室」の移転が行われ、これでほぼすべての機能が新庁舎に切り替わる。
気象関係者の聖地 閉店
65年にわたって営業が続けられ、ほかの書店では入手困難な気象専門書や「ラジオ天気図」という天気図を書くための用紙も扱っていた「津村書店」が10月末で閉店となりました。書店には絶版になった貴重な気象専門書のほか、一般の書店では入手困難な気象予報士の参考書など、数千冊を取り扱っていていました。気象庁が今年12月までに東京 港区の虎ノ門に完全移転することになり、新たな場所で店を構える資金繰りが難しくなったため、閉店を決めたということです。
気象庁移転
現在の気象庁本庁は、千代田区大手町一丁目にありますが、2020年4月1日に、港区虎ノ門三丁目に建設された、地上14階、地下2階、高さ81.705mの複合ビル「気象庁虎ノ門庁舎(仮称)・港区立教育センター」へ移転します。昼休みに、「気象庁虎の門庁舎(仮称)・港区立教育センター」のビルに行ってみました。気象庁の本庁内にある気象科学館は現在、本庁庁舎移転のために一時休館していますが、科学館も新庁舎においてリニューアルオープンするので楽しみです。
かつてここには、1991年に廃校となった旧港区立鞆絵小学校がありました。
気象庁の場所は明治以来、以下のように移転をしてきました。
5. 今回の庁舎の移転に先立って、2014年12月に露場(観測施設)が北の丸公園へ移転されています。
新庁舎は、明治の初代の気象庁の近くになるんですね。