東京スカイツリー頂上部で”にらみ”を披露する市川海老蔵
開業10年を記念して、22日に地上634メートルの高さにある頂上部が開業後初めて報道陣に公開されました。
直径16メートルの円の形をした頂上部には特別に舞台に見立てた台が設けられ、歌舞伎俳優の市川海老蔵さんが登場しました。
成田屋の伝統を継ぐ海老蔵が、地上634メートルの東京スカイツリー頂上部にて口上と、成田屋に縁のある俳優のみ演じることができ、見ることで一年間無病息災で過ごせると伝わる「にらみ」を披露。
今日のスカイツリー
誕生までの歴史
- 2006年(平成18年) 3月31日 新タワー建設地が最終決定
- 2008年(平成20年) 6月10日 正式名称を「東京スカイツリー」に決定。7月14日 安全祈願祭と起工式典を行い着工。9月2日 Webカメラで建設中の様子の中継開始。12月6日 基礎工事が完了。
- 2009年(平成21年) 4月6日 地上部分の本体の鉄骨を組み上げる工事が開始。5月1日 建設中の高さ33.4メートルから公式サイトで順次公表開始。8月7日 高さ100メートルを超え105メートルに到達。11月10日 高さ200メートルに到達(プレス発表)。
- 2010年(平成22年) 2月16日 高さ300メートルに到達(プレス発表)。7月30日 高さ400メートルを超え408メートルに到達。9月11日 高さ461メートルに到達。12月1日 高さ500メートルに到達。
- 2011年(平成23年) 3月1日 ゲイン塔のリフトアップが行われ、13時7分に600メートルに到達。3月12日 625メートルに到達。3月11日の東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)によって東京タワーのアンテナが曲がる被害が発生したため、急遽スカイツリーも損傷を受けていないか点検。3月14日に作業員全員の無事と塔構造体への被害がなかったことを確認したと発表。3月18日 13時34分、完成時の高さ634メートルに到達。11月17日 ギネス世界記録に「世界一の高さのタワー」の認定を受け、『ギネス世界記録2012』に掲載。
- 2012年(平成24年) 2月29日 竣工。4月26日 天皇と皇后(当時。現・上皇明仁・上皇后美智子夫妻)が行幸啓し、天望回廊を視察。5月3日 - 5日 墨田区民を対象とした内覧会を実施。5月22日 開業。10時オープン予定だったが、人が多く集まり混雑したため30分繰り上げて9時30分オープンとなった。また、夕方ごろに強風のためエレベーターが停止し天望回廊への入場が打ち切られた。開業日の特別演出として30分ごとに「粋」と「雅」のライティングが交互に行われた。7月28日 開業してから初めて隅田川花火大会の日を迎え、特別営業体制となる。また、映画『東京スカイツリー 世界一のひみつ』を公開。8月1日 8時54分、来場者(「天望デッキ」への累計入場者)数通算100万人を達成。
- 2013年(平成25年) 2月28日 開業283日目に展望台への来場者が500万人に到達。5月20日 開業363日目に展望台への来場者が634万人に到達。12月6日 開業1年半あまりで展望台への来場者が1000万人を突破。
- 2015年(平成27年) 11月9日 開業約3年半で展望台への来場者数が2000万人を突破。
- 2018年(平成30年) 10月23日 H155地点にある、スカイツリーテラスツアーが営業開始(2019年11月29日までは土日祝日・特定日・繁忙期を除く平日のみ開催)。
- 2019年(平成31年・令和元年) 11月30日 スカイツリーテラスツアーが土日祝日も開催される(特定日・繁忙期は開催されない)。
- 2020年(令和2年) 3月1日 - 5月31日 新型肺炎コロナウイルスの感染症予防および拡大防止のため、3ヶ月間臨時休業。
- 2022年(令和4年) 4月12日 - この日より開業10周年記念企画の展開を開始。あわせて記念公式アンバサダー「リアルソラカラちゃん」として女優の福原遥を起用。