サクラの開花と地球温暖化

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サクラの開花と地球温暖化

3/18発表 開花予想  全国的に平年よりかなり早い開花・満開

寒冬がなくなり桜前線も不明瞭に

最近の冬は、12月から1月は寒くても、2月・3月と気温が上がる傾向にあり、桜の開花が早いのが当たり前になってきています。

 

桜前線の不明瞭化

桜前線は、日本各地の桜(主にソメイヨシノ)の開花予想日を結んだ線のことです。「桜前線」という言葉はマスメディアによる造語で、1967年(昭和42年)頃から用いられていました。おおむね南から北へ、高度の低い所から高い所へと前線は進みます。かつては九州から北東方向にほぼ順に桜前線が北上していましたが(タイトルの画像)、近年は桜前線が複雑な曲線を描いて進んでいくようになっています。特に九州南部の開花が九州北部や本州より遅れる逆転現象が特徴的になり、満開にならない年も現れてきました。その原因が「休眠打破」という現象で、暖冬傾向桜が開花する条件である冬の間の一定の低温期間が不十分で休眠できずに開花が遅れると考えられています。桜は、冬の寒さがないと、春に花を咲かせません。晩秋や初冬の「小春日和」の暖かい日に、間違って花を咲かせないためです。花を咲かせてしまったら、その後にやってくる冬の寒さで花は枯れてしまい、樹木自体が弱ってしまいます。カレンダーを知る手段のない植物が春を正確に知るための手段のひとつなのでしょう。こうした機能が働くため、冬に気温が高すぎると、開花が遅れ、桜の開花も順調に進まず、満開も遅れます。満開にならないこともあります。八丈島や種子島では冬の高温が顕著な年に、開花しても花が咲き揃わず、満開にならない年がありました。

近年の不明瞭な さくら前線

 

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