琉球朝顔(オーシャンブルー)とは? 普通の朝顔との違いは?
琉球朝顔は朝顔と比べて生命力が強く、つるをよく伸ばして近くのものに絡みつくのが特徴です。早朝は青色、午後にかけて紫色に変化する変わった性質をもっています。朝顔は一年草ですが、琉球朝顔は多年草で強健。10数メートルも蔓を伸ばすこともあります。葉の大きさも普通の朝顔に比べて大きくハート型をしており、花を房状につけ夕方まで咲き続けます。時刻と気温によって花色が変化し、早朝は青く昼には紫に変化していきます。また、普通の朝顔は種まきから育てられますが、琉球朝顔は種が実りにくく、挿し木で数を増やすのが一般的です。
花言葉
琉球朝顔は生長が早く、フェンスなどにたくさんのつるを絡ませて生長します。この姿から、「愛情の絆」という花言葉がつけられています。
生育
琉球朝顔の開花期間は長く、6月末頃に始まり、霜が降りる11月頃まで咲き続けます。特に8~10月にかけては花数が最も多く、いくつかの花を房状につけて夕方まで咲き続けるので、美しさに見とれてしまうほどです。生育旺盛でグリーンカーテンに向いており、ハート型のかわいらしい葉を多く茂らせます。多年草のため、関東よりも西側の暖かい地域なら一度植えると冬に葉は枯れますが、翌年の夏までにはまた多くの葉が茂ります。