目次
2022年7月3日 葛西臨海公園でも ニイニイゼミの鳴き声
2022年7月2日 東京都内の近所で ニイニイゼミ初鳴き
鳴く練習を始めた段階でした。
2022年6月30日 埼玉県与野で ニイニイゼミ初鳴き
ニイニイゼミの鳴いている様子
小さくてなかなか鳴いているところは見れないニイニイゼミですが、撮影しやすいところにいました。
2021年7月6日 近所でニイニイゼミの初鳴き
2020年8月1日 小さくて、泥をかぶっているという独特のセミの抜け殻
2020年7月13日 近所でこの夏、ニイニイゼミの初鳴きを確認
閑さや 岩にしみ入る 蝉の声 芭蕉
松尾芭蕉が出羽国(山形県)の立石寺を訪れ、この句を詠んだのは、元禄2(1689)年の5月27日―今の暦では7月13日にあたります。この蝉の声とは、いったい何ゼミの声なのか? かつて文人たちの間で論争が起きました。歌人の斎藤茂吉はアブラゼミであると主張し、夏目漱石門下で文芸評論家の小宮豊隆はニイニイゼミだと反論したのです。茂吉は実地調査の結果、立石寺でアブラゼミが鳴くのは7月13日以降と分かり、持論を撤回して結論はニイニイゼミということになりました。蝉は地中温が25℃になると羽化の準備を始め、ニイニイゼミは、他のセミより一足早く梅雨明け頃から現れる、といわれています。