クロアゲハ (鎧蝶)の給蜜
クロアゲハは蝶の中でもとくに霊魂との結びつきが強いアゲハ蝶です。クロアゲハには仏様が乗っている。と考える地域もあります。あなたのそばにクロアゲハが来たら、もしかするとご先祖様が様子を見に来たのかもしれません。蝶は「完全変態」する昆虫。そこで蝶は復活・死と再生・変化の象徴になりました。日本では、戦国時代の武将が蝶を好みました。蝶は再生・復活のシンボルだからです。兜や鎧、戦のときに着る陣羽織には蝶の模様があしらわれています。あの織田信長ですら陣羽織には蝶の模様をいれていました。戦国の世は死と隣り合わせです。合戦に出ればいつ死ぬかもわかりません。でも例え死んだとしても転生してこの世に復活する。そんな願いを蝶に託しました。そんな武将たちが特に好んだ蝶が鎧蝶(よろいちょう)です。鎧蝶=黒いアゲハは武功の守り神のように考えられます。そこからクロアゲハは勝負運、仕事運の象徴としても考えられるようになりました。見かけたら、勝負運・仕事運がよくなる前触れです。
日本のセミといえばミンミンゼミ
風情のある鳴き声です。ドラマや映画で聞こえるセミの鳴き声もミンミンゼミが代表です。