2011年(平成23年)3月11日(金曜日)14時46分18秒宮城県牡鹿半島の東南東沖130kmを震源とする東北地方太平洋沖地震が発生しました。地震の規模はモーメントマグニチュード9.0で、発生時点において日本周辺における観測史上最大の地震でした。震源域は広大で、岩手県沖から茨城県沖までの南北約500 km、東西約200 kmのおよそ10万平方kmに及びました。最大震度は宮城県栗原市で観測された震度7で、宮城・福島・茨城・栃木の4県36市町村と仙台市内の1区で震度6強を観測しました。この地震により、場所によっては波高10m以上、最大遡上高40.1 mにも上る巨大な津波が発生し、東北地方と関東地方の太平洋沿岸部に壊滅的な被害が発生しまし。また、巨大津波以外にも、地震の揺れや液状化現象、地盤沈下、ダムの決壊などによって、北海道南岸から東北を経て東京湾を含む関東南部に至る広大な範囲で被害が発生し、各種インフラが寸断されました。私も赤坂での勤務中に大きな揺れを感じ、翌朝まで勤務場所に留まることになりました。帰宅すると部屋の中は物が落ちひどい状態でした。