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【 更新・新着記事 】

2025/4/13

4月13日 9:22 恋が成就する「ピンクムーン」 2025年最遠の満月

目次1 2025年4月13日 9:22  満月1.1 満月15時間前 曇る前に撮影 SONY  RX10m42 2024年4月24日 8:49   満月3 2023年4月6日 20:054 2023年4月6日 13:355 2022年4月17日 ピンクムーン撮影 4月17日 3:55 満月6 2021年4月27日 ピンクムーン撮影7 4月に観測される満月 ピンクムーン 8 「pink moon」を見ると、恋が成就する 2025年4月13日 9:22  満月 満月15時間前 曇る前に撮影 SONY  RX1 ...

2025/4/13

NEW COME 「C/2025 F2 (SWAN)」7.5等級 ペカサス座四辺形内を増光中

目次1 5月1日近日点通過 4.2等級 0.333 AU1.1 近日点まで 北半球が好条件  ペガサス座 ⇒ アンドロメダ座1.2 近日点以降は 南半球が好条件2 アマチュアがソーホーのスワン観測装置で発見した新彗星2.1 4月8日2.2 4月6日 5月1日近日点通過 4.2等級 0.333 AU 近日点まで 北半球が好条件  ペガサス座 ⇒ アンドロメダ座 近日点以降は 南半球が好条件 アマチュアがソーホーのスワン観測装置で発見した新彗星 4月末には、 5 等級より明るくなる見込みです。現在、5' の強 ...

2025/4/13

「きぼう」/国際宇宙ステーション(ISS) 観察チャンス 4/19 4/20 未明

目次1 来週末の経路2 確認サイト3 国際宇宙ステーション(International Space Station ISS) 来週末の経路     確認サイト 予測情報はこちら 東京の詳細情報 国際宇宙ステーション(International Space Station ISS) 日本・アメリカ・カナダ、欧州各国・ロシアの計15カ国が協力し、上空約400kmに建設された有人宇宙施設。全体はサッカー場ほどの大きさで、約90分で地球を一周しています。船内実験室は直径4.4m、長さ11.2m ...

2025/4/11

2025年の月面X 6月3日(火) 22:50~

目次1 2025年4月5日 22:20~2 2025年3月7日 アメリカで見られたX3 2025年2月5日 19:00    条件良    SONY  RX10Ⅳで撮影4 2025年の月面X  Xが見え始める時刻4.1 2026年~2030年までのの月面X  Xが見え始める時刻5 9月10日 月没前に少し見えるか?6 6月14日   14時前後7 4月16日 15時頃8 2024年3月17日24時25分 前後30分 ⇒ 曇天 ☁9 好条件の「月面X」は2024年1月18日19時20分 前後3 ...

2025/4/10

EXPO2025 大阪・関西万博 「世界初の海上万博」

目次1 ぐるっと万博 おひるまえ2 探検ファクトリー 「開幕直前! 大阪・関西万博を支える技術」3 大阪・関西万博 開会式 NHK4 家族で戦え! クイズ ジェネレーション万博5 生中継「開幕前夜 ココが知りたい!大阪・関西万博」6 生中継「さあ開幕!大阪・関西万博 教えて!アナタのレコメンド」7 うたコン 「1970→2025 時代をつなぐ“万博ソング”特集」8 歴史探偵 「万博と日本」9 天才てれびくん「万博特集」 ぐるっと万博 おひるまえ 毎週(金) 午前11時30分 4月11日(金)、18日(金) ...

反復新星 かんむり座T星 2等級の新星 CrB1866

天文関連

反復新星 かんむり座T星 2等級の新星 CrB1866 爆発間近!!

3月30日 21:30頃 東北東 高度20度

「かんむり座T」の新星爆発について、その兆候が顕著に

かんむり座Tの平常光度はおよそ10等で、小型の天体望遠鏡でも観測できる明るさです。そのため普段から多くの観測者によって観測されていますが、2015年くらいから光度が0.5等くらい明るくなり、色も少し青くなりました。この現象は1946年の爆発の8年前の1938年にも見られていたことから、いよいよ今回の爆発の時が近づいていることを予感させるものでした。

その後の明るさは約110日の周期で9.5等から10.2等くらいの間の振幅を繰り返しながら推移していましたが、2023年2月ごろから徐々に光度を落としていきました。この減光傾向はV等級よりB等級で顕著で、それまでより多少赤くなってきていることもわかりました。この現象も前回は1945年1月ごろに見られていて、およそ400日後に新星爆発が起こったのでした。今回は2023年2月ごろから減光傾向が見られたことから、誤差も含めて今年2月から9月の間で新星爆発が起こるとの予測が出されました。

かんむり座Tの平均光度は、減光傾向が始まった昨年2月ごろはV等級でおよそ9.9等でしたが、今年3月現在では10.4等ほどになっています。B等級では減光がさらに顕著で、11.0等から11.8等くらいにまで暗くなっています。この変化は1945年から1946年にかけての変化とまさに同様で、1946年の爆発でもB等級でおよそ11.8等くらいまで下がった後に爆発が起こっています。

1946年2月の際は爆発時の記録がよく取れていませんが、その前後の観測によると、爆発直前は10.4等くらいだったのが、爆発から1日後には6等に、2日後には3等になっています。つまり、増光スピードは1日で3.4等ほどと思われます。そして極大等級を過ぎるとすぐに減光が始まり、1日に約0.5等のスピードで減光していくと思われます。これは新星のなかでも減光がかなり速いものと言えます。そのため、かんむり座Tは増光の情報があれば大至急で観測しないと見逃してしまう可能性が高いです。とくに2等級で輝く極大期は1~2日程度しかないと思われます。

近接連星 過去の爆発

通常は約10等級ですが、これまでに2回の爆発が確認されており、1866年5月12日には2.0等、1946年2月9日には3.0等に達しています。

このような新星爆発を起こす天体の正体は近接連星で、片方の星からもう一つの星へ流入したガスが核融合反応で爆発することによって起こります。一般の近接連星では伴星から白色矮星に直接ガスが流れ込んでいきますが、「共生星」であるかんむり座Tの場合、赤色巨星から流出した水素ガスが連星系全体を取り巻きながら白色矮星の周りに降着円盤を形成し、やがて白色矮星の表面に溜まっていきます。溜まった水素ガスが臨界量を超えて核融合爆発を起こすと新星として観測されます。

この爆発によって白色矮星の表面に溜まった水素ガスのほとんどは吹き飛ばされてしまいますが、新たなガスが溜まって臨界量を超えると再び爆発が起こります。通常、爆発の間隔は数千年から数十万年もかかりますが、白色矮星の質量が大きい場合や質量流入が大きい場合などはこの間隔が狭くなる場合があります。かんむり座Tではおよそ80年ごとに新星爆発が起こると考えられています。

新星爆発の予報日 数日間は肉眼で見ることができ、双眼鏡で観察できる状態が1週間ほど続く

2024年の2月から9月の間

-天文関連
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