山の手空襲 東京都心部(山の手地区)を目標に米軍が実施した大規模な空襲
渋谷・表参道は「焼死体の山」となった
25日深夜、B29 470機が東京上空に現われました。そして、まだ焼夷弾の洗礼を受けていない東京の残存地区に向けて、油脂、黄燐(おうりん)、エレクトロンの各種高性能焼夷弾3200トンを一挙に投下したのです。3月10日下町大空襲の実に2倍近い焼夷弾の量でした。
焦土と化した東京
10万人にのぼる死者で街や河が埋めつくされた東京。両国駅付近上空から南方。中央右の大きなドーム状の建物は旧両国国技館、右奥が隅田川。