秋のホッカイシマエビ漁中止 別海・野付湾2年ぶり 資源枯渇の恐れ
例年シマエビ漁は10月20日前後に解禁されます。今年は10月14~24日に計4日間の資源調査を実施。推定資源量は昨秋の約半分に当たる19.9トンにとどまりました。
雌の抱卵状態は例年並みで、資源量減少の原因は不明とのことです。シマエビ漁は例年、夏(6月中旬~7月中旬)と秋(10月中旬~11月上旬)の2度行われます。白い三角の帆を広げた打瀬(うたせ)舟を使った引き網漁は明治期から続く伝統漁法。今夏の漁は6月30日に解禁し、7月18日まで行われました。
伝統の打瀬船 白い三角帆
打瀬船によるエビ漁は、夏と秋に行われる伝統漁法です。エビが生息するアマモなどの水生植物を傷つけないように、エンジンを止めて風の力で網を引きます。



