恋人の日とは
縁結びの神様 聖アントニオにちなんだブラジルのイベント「恋人の日」は、家族や友人、恋人同士との縁を深めるためにフォトフレームを送りあう習慣があります。恋人同士を中心として、他にも友達・家族などの親しい人と贈り物をしあいます。そしてそれによって、縁や愛情を深める日なんです!
6月12日が「恋人の日」と定められた理由
サン・アントニオはキリスト教を学んだ聖職者。とても話が上手な人であり、彼の話は魚でさえも聞き入ってしまったといわれています。
愛について民衆に熱心に説いて聞かせ、かなり人気者だったようです。
残念ながらサン・アントニオは30代半ばという若さで病死してしまったのですが… それでも彼の人気が衰えることはありませんでした。
愛を説き続けたサン・アントニオは、死後も縁結びの神や女性の守護神として尊敬されることになります。
そしてそれは、現在にも続いているんです。
このサン・アントニオが亡くなったのが1231年の6月13日。恋人の日には、命日の前日である6月12日が選ばれました。