レトロな雰囲気で人気
1961年に運行が始まった、深緑とベージュのレトロな外観が長く市民に親しまれてきた札幌市の路面電車で1両しかない「M101」が老朽化のため、31日に引退の日を迎えました。M101は高度経済成長期の1961年に登場。通勤ラッシュを緩和するため、別の車両を引いた2両編成で走り、その姿から「親子電車」の愛称も付きました。近年は単独で走行していましたが、車体の傷みが激しくなっていました。引退後は市内の交通資料館で保存・展示されます。
30日に乗用車と衝突する事故
事故の修理と試運転のため、31日は当初午前7時からだった運行開始が午後1時ごろになりました。