キハ183系 特急オホーツク(札幌-網走)
タイ国鉄では、通常の旅客車や観光列車として活躍するそうです。今回輸出されるキハ183系は1981-1982年製で2017年に引退しましたが、コロナ禍の影響で輸出が遅れました。
「スラントノーズ」というデザインが特徴的
キハ183系は直線で構成されたエッジの効いた「スラントノーズ」というデザインが特徴的です。これまで本州で使用された車両が転換されることが多かった北海道において、専用車両の登場は画期的であり、多くの鉄道ファンに歓迎されました。段階的にキハ82系からキハ183系に転換が図られ、おおぞらを始め、北斗・北海(札幌~函館)、おおとり(函館~網走)、オホーツク(札幌~網走)など、道内各路線に投入されました。食堂車は廃止され、初期の頃はビュッフェや売店が設置されていました。