日本初の世界遺産
屋久島は、東京23区より一回り小さい島ですが、九州一高い宮之浦岳(1,936m)をはじめとして標高1,000mを超える山が46座も連なり、「洋上のアルプス」と言われています。屋久島の位置は亜熱帯の北限(北緯30度)ですが、海岸線から山頂にかけて標高が上がるごとに亜熱帯から亜寒帯まで植生が変化します。そのことから、屋久島は「植物の垂直分布」と言われ、日本列島の南北約2,000kmの自然が凝縮されているという特徴があります。
日本最南端の雪山 北緯30度とは思えない
山頂直下には樹氷の花が咲いており、その先の頂に立てば、眼下にはどこまでも続く360度の雲海が!