太陽をまともに撮影しても、露出オーバーになって、何も写らない
花粉光環に限らず「光環現象」は、太陽に接する場所から同心円状に広がる、非常に淡い光芒です。光環を作る原因になる大気中の粒子の直径が小さいほど、光環の広がりは大きくなります。しかし肉眼で見える光環は、最大でも角度にして数度程度です。地球から見る太陽の視直径が 0.5度程度なので、光環の広がりはその数倍程度にとどまります。光球(太陽の本体)は、あまりにも明るいので、まともに撮影しても、露出オーバーになって、何も写りません。何かで光球を遮蔽する必要があります。
瓶のキャップで遮蔽
できるだけ光環を綺麗に撮影するために、キャップで光球のみを多い隠すようにしてみました。まるで、皆既日食のようで、ダイヤモンド光環のように写りました。