音符の形をした「オタマトーン」はカンタンな電子楽器です。トイのような見た目と弾き方ですが、少し練習すればちゃんと曲を弾く事が可能です。使い込むほどに自分のオタマトーンの音の位置がわかってくるので、楽譜が無くても メロディーを思い浮かべて曲を弾く事ができるかも!? 日本おもちゃ大賞2010、「ハイ・ターゲットトイ部門」にて「大賞」を受賞商品。
オタマトーンの音域
オタマトーンの音域はとても広く、およそ6オクターブあります。ギターが4オクターブですから、どれだけ広いかわかりますよね。オタマトーンにはLow、Mid、Hiの3つのスイッチがあり、このスイッチを切り替えていくことで、6オクターブの音域を出すことができます。つまり、1つのスイッチで出せるのは、2オクターブまでということです。弾きながらスイッチを切り替えるのは難しいので、1曲通して弾く場合、2オクターブまでしか出せないと、思っておいたほうがよいと思います。
オタマトーンの音階ポジション表
オタマトーンは、なんとなく適当に弾いても楽しめます。それがオタマトーンの面白さでもあります。ですが、音階ポジション表があれば、楽譜を見ながら好きな曲を弾けるので、楽しさが広がります。音階表を見て、きちんとした音程の音が出た時は、何とも言えない嬉しさもあります。音階ポジション表を見れば、シッポスイッチのどこを押すと何の音が出るのかが、一目でわかります。楽譜を見ながらオタマトーンを演奏したいかたは、ぜひポジション表を印刷して使ってみてください。音階ポジション表には、ピアノでいう白鍵盤しか記載していませんが、黒鍵盤の音(シャープやフラット)も出すことができます。