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2024年は全国各地で開花が相次ぐ
幻の花であるはずリュウゼツランだが、2024年は全国各地で開花が相次いでいます。 7月に入ると神奈川県横浜市や東京・日比谷公園。さらには福岡県の国営海の中道海浜公園のフラワーミュージアムでも7メートルある茎の先に黄色い花を次々と咲かせています。 なぜ、幻の花の開花が各地で相次いでいるのか。
「温暖化の影響ではないかと思われます。気温が高く暑い期間が前よりも長くなっていて、リュウゼツランの成長のスピードが早まっていると思われます。昔の日本は寒かったのです。」
中南米原産の温暖な気候を好むリュウゼツランが、地球温暖化の影響とここ最近の暑さも相まって、日本各地で開花が相次いでいるのでしょう。
昔は、数十年という長い時間をかけないと花が咲きませんでしたが、今はリュウゼツランにとって花を咲かせやすい、過ごしやすい気候になっているということです。
ディズニーランド 2024年7月8日 ビッグサンダーマウンテンのアオノリュウゼツラン(竜舌蘭)が開花
ウエスタンリバー鉄道に乗って、ビッグサンダーマウンテンの裏側に差しかかった時、左手に見えます。この『リュウゼツラン(竜舌蘭)』は、テキーラの原料でもあります!
ディズニーシー 2017年5月1日 またまた開花?!
数十年に一度しか咲かず、一度咲くと枯れてしまうと言われているアオノリュウゼツラン。2012年にはディズニーシーで開園以来初めて開花しましたが、数ヶ月後には枯れてしまい撤去されてしまいました。
今回開花した株たちはここに植えられてから、まだ1年も経っていません。ディズニーマジック(植栽キャストさんたちの完璧なお手入れ) のおかげなのか、パークのアオノリュウゼツランは、一般よりもかなり早く成長して、花も短期間で咲かせている傾向にあるようです。
ディズニーシー 2012年8月21日 東京ディズニーシー開園以来初の開花!
アラビアンコーストのアオノリュウゼツラン。
東京ディズニーシー開園以来初の開花! 非常に成長が遅く花をつけるまでに数十年かかるといわれ、開花するとこの株は枯れてしまうそうです。