最接近まで あと1時間20分弱
巨大な宇宙の岩「潜在的な危険」
小惑星は、日本時間19日午前6時51分)、地球から約200万キロメートル(地球と月の距離の5倍以上)離れたところを通過すると予想されています。小惑星「7482(1994 PC1)」は幅が約1000メートルで、1994年に天文学者のロバート・マックノート(Robert H. McNaught)によって発見されて以来、NASAの科学者によって追跡されてきました。この小惑星は、今後数週間のうちに地球を通過するいくつかの大きな小惑星の一つです。直径約15センチ以上の天体望遠鏡と、観測をサポートするアプリがあれば、誰でも1994 PC1が地球を時速約7万キロメートルで通過するのを見ることができるそうです。NASAのウェブサイト「Eyes on Asteroids」では、小惑星の軌道と最接近へのカウントダウンを表示しています。また、Virtual Telescope Projectでは、小惑星が通過する様子をライブ配信する予定です。 NASAによると、1994 PC1は1.5年周期で太陽の周りを回っています。今後、この小惑星がこれほど地球に接近することは2105年までないそうです。