- (4/10更新) 現在は減光中。4/10現在は9.8等。近日点の前に消滅してしまうかもしれません。
- (4/7更新) 悲報 ....... 彗星の核が崩壊 ....... 残念ながら「大彗星」になる可能性はなくなりました。この分だと太陽に接近するにつれて消失するでしょう..........。この彗星は1844年の大彗星と同様の軌道を持っていたため、1844年の彗星のかけらではないかと考えられていましたが、どうやらその通りだったため、核がもろかったようですね。新型コロナウイルス感染症の自粛中の楽しみがなくなってしまいました。
- (4/4更新) 4/2現在、6.9等と順調に明るくなっています。このままいくと、1997年のヘールボップ彗星以来の、大都会でも肉眼で見える大彗星となりそうです。しかし、彗星の明るさの予測は非常に難しく,コホ―テク彗星(1973年)やオースティン彗星(1990年)は期待通りにはいかず天文屋をがっかりさせた幻の大彗星として有名です。新型コロナウィルスの脅威は日本人が楽しみにしていた東京オリンピックを延期に追い込みましたが、その代わりに宇宙の神様は私たちに粋な計らいをしてくれているのかもしれません。
- (3/30更新) 3/25現在、7.6等と順調に明るくなっています。アトラス彗星は今後、5月23日に地球と最接近、31日に太陽と最接近し、この前後のころに最も明るくなり、今の予報では -1等まで明るくなると期待されています。今の悲惨な世界の状況の中で、人々の思いをポジティブにさせてくれるアトラス彗星の勇姿を心から「期待」したいものです。ただ、2014年に期待されたアイソン彗星のように、太陽に近づいてバラバラに壊れてしまう可能性もあるため過度な期待は禁物です。
2020年5月31日に近日点となる彗星、C/2019 Y4アトラス彗星が明るくなる可能性がでてきています。5月20日頃、20時頃の北西の低空に、2等級の彗星が見えているかもしれません。
大都会では光害が酷いため、低倍率の双眼鏡では背景が明るくなりすぎて、ほとんど星は見えません。ただ、高倍率の双眼鏡になると、背景は少し暗くなり星は見やすくなるのですが、今度は手振れのため良く見えません。高倍率の双眼鏡はカメラ三脚に固定しましょう。
高倍率 & 手振れ防止 を満たした双眼鏡であれば、普通の双眼鏡を使用する感覚で非常に快適です。きっと、初めて防振双眼鏡をした人は、都会でもこんなに星が見えるんだ! と驚くでしょう。