北海道大学は2026年、前身の札幌農学校の開学から150周年
ウィリアム・スミス・クラークが初代教頭を務め、東京ドーム約40個分の学びやで、これまで約25万人が巣立っていきました。9月には、クラークが来道前に学長を務めていた米国マサチューセッツ農科大の関係者らを招いた記念式典が札幌市内で開かれます。
札幌農学校は北海道開拓の担い手育成を目的に、現在の札幌市時計台近くに校舎が造られました。農学や工学など授業は全て英語という、斬新な教育スタイルでした。
明治以前の勉学は座学が基本でしたが、クラークは実践の場を求め、今の北大・札幌キャンパスの場所に農場を開設。知識の習得だけでなく、相手に意見が言えるよう英語で議論する授業も設けました。
クラークの滞在は8カ月半でしたが、米国での教え子たちがその後、教壇に立ちました。専門的知識と幅広い教養を備えた「全人教育」の理念を次代に引き継いでいきました。


