色鮮やかな蝶の形をした建造物
茨城県下妻市を流れる小貝川の西側にある小貝川ふれあい公園の中に、色鮮やかな蝶の形をした建造物があります。これは「小貝川ふれあい公園ネイチャーセンター」という施設で、1994年11月25日にオープンしたものです。
小貝川に沿って整備されている「小貝川ふれあい公園」にある樹林に日本の国蝶であるオオムラサキが生息していることから、オオムラサキを模した形に設計されたそうです。
オオムラサキや小貝川に生息する魚などの展示から自然と生命を学ぶネイチャーミュージアムで、1階が展示室、2階が研修室になっています。
日本各地のオオムラサキの標本が展示されているほか、近くを流れる小貝川に生息する魚を集めたミニミニ水族館や、ギャラリーのマジックビジョンでは、水のない空間をめずらしい魚たちが泳ぎまわっている姿が投影されています。
オオムラサキの観察小屋も設けられていて、6月中旬~7月中旬頃には成虫が飛び回る姿を見られます。