知名度が低いが、星の瞬きのような光
パッパッと短い間隔で黄金色に光るのが特徴で、それが何百匹もいる光景は特に幻想的です。ヒメボタルは、平地から高い山地まで分布するホタルです。東京都内において平地で見られることは極稀で八王子市内の1ヶ所の報告があるのみで、主に標高600m以上の山地に生息しています。東日本全体でも、標高が1,000mを超える山地に多く生息しており、一番の低地では千葉県鴨川市内浦山の約150mという生息地の報告があります。ヒメボタルは「森のホタル」と言われていますが、全国的にみれば雑木林、竹林、ブナ林、河川敷など様々で、下草も20cm程しか生えていない所や1mくらいまでクマザサが茂っている場所もあります。東京都内では主として斜面の急な杉林ですが、秩父市では、民家の庭や何も植わっていない広い畑の上を乱舞しています。


東京都の分布
ヒメボタルの東京都内の分布は、確実に生息が確認できている場所は4ヶ所です。ただし、生息場所がほとんど山地であるため、その生息を確認しずらいということもあり、実際はもっと多くの場所に生息している可能性はあります。平均して7月10日前後がピークとなっています。
