目次
11月28日

11月19日

10月末に太陽に最接近 MPEC 2025-N12 : 3I/ATLAS = C/2025 N1 (ATLAS)
10月3日:火星に最接近(約0.4天文単位=約6000万km)
7月21日に地球から約4億4500万km
3I/ATLASの核の直径は最小320m~最大5.6kmの間と推定されています。観測史上最も速い速度という時速約21万kmで太陽系を通過中。
ハッブル宇宙望遠鏡で撮影


2017年の「オウムアムア」、2019年の「2I/ボリソフ」に続く、史上3番目の恒星間訪問者
2番目に観測された太陽系外天体「ボリソフ彗星」

現在、3I/ATLASは3.8天文単位の位置から秒速約68kmの猛スピードで太陽へ向けて移動中
今回の飛来は、前2回と比べて観測技術が大きく進化しています。世界最強の光学望遠鏡「ヴェラ・C・ルービン天文台」は今年末にも本格稼働予定で、3I/ATLASの観測に威力を発揮しそうです。さらに、NASAのジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(JWST)による“人工的な加速”の兆候検出も提案されています。

今後の動きと観測チャンス
- 10月3日:火星に最接近(約0.4天文単位=約6000万km)
- 10月23日:太陽への最接近(近日点/約2天文単位=約3億km)
- 12月頃:地球に最も近づく見込み(ただし太陽の反対側を通過するため影響なし)
11月下旬の夜明け前 EVSCOPEで撮影できそうです


