“カテキン”でコロナ感染力低下
お茶に含まれるカテキン類が、従来型の新型コロナウイルスの感染能力を低下させることをが確認されました。試験管に健康な人の唾液と新型コロナウイルスを入れたうえで、お茶を加えたところ、10秒ほどで感染能力が100分の1以下になったということです。感染予防や治療への効果は薄いものの、感染した人がお茶を飲むと唾液の中のウイルスが弱まり、周囲の人に飛沫(ひまつ)感染させるリスクを下げる可能性があるようです。
他人と会話する前に、口の中に10秒間程度、頬や舌の下に行き渡らせてから飲む “含み飲み”をすることで、感染を防ぐ可能性があるようです。