レールガンは「Electromagnetic Railgun」と表記し、日本語では「電磁加速砲」
基本的な原理は、列車のレール状に配置された2本の導体間に電流を流し、発生する電磁気力(ローレンツ力)に乗せてレールの間から弾体を発射する仕組みです。
電磁石を用いて高速移動できるリニアモーターカーと根本は同じもので、乗りものを動かすのではなく、弾を高速で撃ち出し、遠く離れた目標まで飛ばして命中させるものになります。

射程は理論値で100km超 大和型戦艦の主砲の倍以上 海軍兵器の「ゲームチェンジャー」
口径40mmの弾体を初速2300m/秒で発射するのに成功。時速に直すと8280km/h、音速に換算するとマッハ7にもなるスピードです。
2025年4月には試験艦「あすか」への搭載が公表されたのに続き、夏には標的船への射撃にも成功しました。今後は安定射撃や速射性、整備性など、実用化を目指した試験に移行することになっています。
・弾薬の安全性
従来の艦砲やミサイルは可燃性の炸薬を大量に使用します。しかしレールガンは基本的に爆薬を使わない金属製弾体なので、艦が被弾した時の二次爆発のリスクが低く、安全性が向上します。
・コスト/搭載数
レールガンは、艦載ミサイルの百分の一程度の発射コストを目指しています。結果、対艦ミサイルやドローンの飽和攻撃を低コストで迎撃できるようになります。
・長射程/高初速
マッハ6を超える速度の弾体を使えば、迎撃までの弾着時間を短くできるので、弾道ミサイルや極超音速兵器の迎撃能力が期待されます。


