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2022年1月
しぶんぎ座流星群
しぶんぎ座流星群はピークの時間帯が短い流星群だけに、極大時刻が非常に重要です。2022年の極大時刻は1月4日の6時ごろと予想されています。日本では日の出が遅い西日本でも薄明が始まる頃のタイミングで、ピークの前後を十分に楽しめません。しかし、夜明け前に一気に出現が増加して、3大流星群の片鱗がうかがえそうです。次に月の条件です。下の星図にある1月4日3時の月齢は1.0です。前日が新月ですから月の影響は全くなく、最良の条件です。
最小の満月
2022年の満月のうち、見かけ上最も小さく見える満月は1月18日の8時48分で、月と地球の距離は約40万1024 km。
2022年2月
2022年3月
2022年3月10日(木) 月面X 16時45分
2022年4月
2022年4月5日(火) 火星と土星が0.4度を切る大接近
火星と土星の間隔は、前日は0.9度、翌日なら0.6度と、こちらも大接近状態です。4月5日に見られない方も、あきらめないでください。
2022年4月28日(木) 金星と海王星が0.1度を切る超大接近
4時20分台に0.04度超まで近づくと表示されるのですが、実際にどこまで近づくか見ものです。
2022年5月
2022年5月1日(日) 金星と木星が0.2度まで超接近
金星は4月28日に海王星と超大接近を果たしたばかりですが、今度は木星と0.2度ちょっとまで近づきます。
2022年5月8日(日) 月面X 19時10分
2022年5月29日(日) 火星と木星が大接近
火星と木星が0.6度まで大接近します。木星は5月1日に金星と、ゴールデンペアの大接近があったばかりです。5月29日の未明は星図のように、木星と火星が0.6度の間隔で並びます。木星の明るさは-2.3等で、火星は0.7等です。
2022年5月31日(火) ヘルクレス座τ流星群 ダストトレイルとの接近
ダストトレイルへの接近時刻は研究者によって多少違いますが,おおよそ5月31日13:50~14:20JSTあたり。1892年や1897年など別のトレイルとの接近情報もあるため,5月28日~6月1日の活動状況は要注目です。
2022年6月
2022年7月
2022年7月6日(水)
月面X 18時40分
2022年7月14日(木)
2022年の満月のうち、見かけ上最も大きく見える満月は7月14日の3時38分で、その距離は約35万7418 km。
2022年7月21日(木) から22日(金) にかけての夜 火星食
多くの地域では月の縁から火星が現れる「出現」を見ことができます。北海道など月の出が早い一部の地域では、月に隠され始める「潜入」も観測できます。東京で出現となる0時15分ごろ、月の高度は6.7度で、地平線から昇ってから38分しかたっていません。
2022年8月
2022年9月
2022年9月3日(土)
月面X 17時15分
2022年9月26日(月) 地球と木星が大接近
2022年の接近は1963年以来、59年ぶりとなる大接近です。また、今回以上に今後地球へ近づくのは2129年で、107年後のことになります。
2022年10月
2022年11月
2022年11月1日(火) 月面X 17時20分
2022年11月8日(火) 好条件の皆既月食 皆既月食中に天王星食
日本全国で本影による月食を全経過見ることができます。本影による月食は18時9分に、月の左下が欠け始めることで始まります。19時16分になると皆既月食が始まり、赤銅色に染まった美しい月が見られます。最大食は19時59分で、食分は1.36と十分なものです。皆既継続時間も1時間26分に達し、たっぷり楽しめます。20時42分になると皆既が終わり、復帰が始まります。21時49分には部分月食も終わり、本影による月食が終了します。東京では20時41分に天王星が月の縁に潜入し、21時22分に月の縁から出現します。今回の天王星食は、潜入・出現とも全国で見られる上に、高度も十分ある珍しいものです。
しし座流星群 要注意
2022年は1733年放出のダストトレイルとの接近が予想されています.ただし,予想時刻が19日15:30頃(日本時)です。
2022年12月
2022年12月1日(木) 火星が地球へ中接近
今回は2020年の準大接近に次ぐ中接近となります。地球との距離は、大接近となった2018年の0.385AUや、2020年の準大接近 0.415AUにはおよびませんが、0.545AUとまずまずの距離です。