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白石区では、23日の朝にも目撃情報
23日午前8時すぎ、札幌市白石区菊水元町7条1丁目で、「クマを目撃した」と、近くを歩いていた男性から警察に通報。
札幌市東区と石狩市の市街地で21日、ヒグマのような動物を目撃したとの通報
21日午前4時20分ごろ、東区北13東12の路上で、新聞配達中の女性が「90センチほどのクマっぽいものを見た」と110番。
午後4時半ごろ、東区北31東14の大型商業施設付近で、6歳と8歳の姉妹が「クマのような動物を見た」と祖母に話し、祖母が110番。
北区あいの里でも19日夜に「クマのような動物が道を横切った」、20日朝に「駐車場でクマを見た」との110番。
石狩市では21日午前7時50分ごろ、八幡4の小学校の近くを散歩中の女性が「大型犬くらいの動物が歩いている。クマかもしれない」と札幌北署に通報。
昨年のクマの侵入経路と被害
増毛山地方面から来たとみられるヒグマは昨年6月18日未明に札幌市東区の住宅街に出没。夜が明けてから次々と人に遭遇し、ごみ捨てに出た男女2人と通勤途中の男性、警備中の男性自衛官の4人に重軽傷を負わせた。最後は丘珠空港東の茂みに逃げ込んだが、猟友会のハンターに駆除された。東区で人がクマに襲われたのは1878年(明治11年)以来143年ぶりのことだった。