「中秋」八月十五日の決め方
「中秋の名月は八月十五日」というのは現在の暦ではなく、天保暦(いわゆる「旧暦」)による日付です。現在、正式に旧暦を発表する機関はありませんが、かつての法則と同様に太陽と月の動きを元にして旧暦を計算することは可能です。具体的には「秋分日(太陽が秋分点を通過する日)以前の、一番近い朔(新月)の日を1日目(旧暦八月一日)として、15日目を中秋とする」と決められます。2026年の場合、秋分日は9月23日、直前の朔の日は9月11日ですので、15日目(14日後)の9月25日が中秋となります。
| 年 | 中秋の名月 | 満月の日(望の時刻) |
|---|---|---|
| 2021年 | 09月21日 | 09月21日 08:55 |
| 2022年 | 09月10日 | 09月10日 18:59 |
| 2023年 | 09月29日 | 09月29日 18:58 |
| 2024年 | 09月17日 | 09月18日 11:34 |
| 2025年 | 10月06日 | 10月07日 12:48 |
| 2026年 | 09月25日 | 09月27日 01:49 |
| 2027年 | 09月15日 | 09月16日 08:03 |
| 2028年 | 10月03日 | 10月04日 01:25 名月と満月は「一晩という区切りで考えれば」一致している |
| 2029年 | 09月22日 | 09月23日 01:29 名月と満月は「一晩という区切りで考えれば」一致している |
| 2030年 | 09月12日 | 09月12日 06:18 |
| 2031年 | 10月01日 | 10月01日 03:58 |
十四夜:待宵月
十五夜の前日の月は、翌夜の名月を待つことから待宵(まつよい)月と呼ばれます。
十六夜
十五夜の翌日の月は十六夜(いざよい)と呼ばれます。「いざよう」とは「ためらう」という意味で、前日十五夜の月よりも遅くためらうようにして出てくることからの呼び方です。
立待月、居待月、寝待月、更待月
十六夜以降の月には、順に「十七夜:立待月(たちまちづき)」「十八夜:居待月(いまちづき)」「十九夜:寝待月(ねまちづき)」「二十夜:更待月(ふけまちづき)」の呼び名があります。立待月は「立って待っていると出てくる月」という意味で、その後「座って」「寝て」「さらに夜が更けて」となります。
十三夜:後の月、豆名月、栗名月 2026年は10月23日
十五夜から約1か月後となる旧暦九月十三日の月は「十三夜」「後(のち)の月」と呼ばれ、この日にもお月見をする習慣があります(十五夜と同様、毎月十三日の夜が十三夜ですが、とくに九月十三日を指すことが多いです)。2026年は10月23日です。
豆や栗をお供えすることから「豆名月」「栗名月」とも呼ばれます。

